HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

N響2000回記念『マーラー1000人の交響曲』演奏会二日目を聴く

第2000回 N響定期演奏会 日本を代表するオーケストラNHK交響楽団(N響)が、今年12月に通算2000回となる定期公演を開催します。 記念すべき公演の曲目は、マーラー作曲《交響曲第8番「一千人の交響曲」》。8人の独唱者、2組の混声合唱団、児童合唱団、そして…

ベルリンフィル配信・ブロム翁のシベリウス

ブロムシュテットがシベリウスとブラームスを指揮、特別な魔法にかけられたかのような音楽。ベルリン・フィルと指揮者ブロムシュテットは、温かく確固たる信頼関係で結ばれており、何年にもわたって忘れがたいコンサートを行って来ました。第2アドヴェント(…

タレイア・クァルテット (Thaleia Quartet)演奏会を聴く

今回は「タレイア・カルテット(Thaleia Quartet)」というまだ広くは知られてはいないかも知れない、弦楽四重奏団の演奏を聴いたので以下に記します。「Thaleia」の語源はギリア神話の「花の盛り」という名のゼウスの娘を指すらしいのですが、将にその名の…

第56回クリスマス音楽会「メサイア」(続き)

【演奏の模様】(続き) 「メサイア」は合唱曲ですから、弦楽五部(5-2-5-2-1)管楽器Ob. Fg.Trmp.の他Celes.. Cemb.小太鼓と管弦が小規模なのに対し、合唱団は男声26人、女声39人計65人の結構な規模でした。 全三部構成、約二時間半演奏、休憩一回(…

第56回クリスマス音楽会ヘンデル「メサイア」全曲演奏会

【主催者言】 キリストの生誕、受難、復活までを壮大なスケールでドラマティックに描いたヘンデルの傑作オラトリオ「メサイア」は、世界でもっとも愛されるクラシック音楽とも言われます。大塚直哉による指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、古楽界を担う…

ベルリン・フィルライヴ配信/マーラー4番他を聴く

【主催者言】ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮 者、ロビン・ティチアーティがベルリ ン・フィルに初登場します。デビュー 公演のメインに選ばれたのは、マーラ 一にしては珍しく晴れやかな交響曲第 4番。ティチアーティの第4番は、「こ れほど自然な流れ…

ブーニン復活全国ツアー第四段(東京公演)

【日時】2023.12.9.(土) 19:00〜 【会場】サントリーホール 【出演】スタニスラフ・ブーニン(Pf.) 【曲目】 《第Ⅰ部》 ①ショパン : ノックターン 第5番 嬰へ長調 作品15-2 ②ショパン :ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品 26-1 (曲について) ノクターン (…

都響989回定演『レーガー&ラフマニノフ150年記念演奏会』を聴く

【レーガー&ラフマニノフ生誕150年記念】主催者 レーガーとラフマニノフの生誕150年を記念して、大野和士ならではの趣向を凝らしたプログラムをお届けします。レーガーの代表作の一つで、スイスの象徴主義画家アルノルト・ベックリンの絵画の情景や印象を表…

今日(12/7)は、二十四節気の大雪です。

庭の南天や、万両、千両の実の赤が、濃くなってきました。 今日は二十四節気の『大雪(タイセツ)』です。歴書によれば、❝旧暦十一月子(ネ)の月の正節で、新暦十二月七日頃にあたります。もう山の峰々は積雪に覆われ、平地も北風が吹きすさんで、いよいよ冬将軍の…

カツァリス・ピアノリサイタルを聴く

鍵盤の魔術師 CYPRIEN KATSARIS 《主催者》 シプリアン・カツァリスは、フランスを代表する世界的なピアニストの一人です。 《鍵盤の魔術師》との異名をもつ、その超絶技巧の技術力はもちろん、フランス人らしい詩人のような演奏技法から多くのメッセージを…

ベルリンフィル/ファミリー・コンサート配信《四季》を観る

このファミリー・コンサートでは、アントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲集《四季》が取り上げられます。春といえば、どんな響きがするでしょうか?ヴィヴァルディにとっては、「踊りのような響き」だったのです!彼は、春だけでなく、夏、秋、冬からもインス…

スタニスラフ・ブーニンリサイタル(at リリアホール)

ブーニン復活順調そのもの!! 10年ぶりとなるスタニスラフ・ブーニンの全国ピアノ・リサイタルツアーが、2023年11月から開始され、2024年1月まで、全国6カ所で開催されることになっています。本ツアーでは東京、新潟、長野、埼玉、大阪、山口の全国6カ所に…

旧古河庭園、晩秋散策

今日(12月2日Sat.)は天気が良く、風も無く寒くもなく、暫く行ってない旧古河庭園を見に行く、今年最後のチャンスだとばかり急ぎ北方を目指しました。前もって電話で訊いたら、まだ紅葉は散ってなくて、秋バラも綺麗に咲いているのとのこと。出だしが遅かっ…

アリス=紗良・オット ピアノリサイタル

Echoes Of Life 今回のプログラムは、休憩なしのコンサートです。私は聴衆とひとつの物語、ひとつの経験を共有し、初めから終わりまで、一緒にひとつの旅を体感いただけたらと思っています。普通のリサイタルでは、異なる作曲家の作品集で演目が組まれ、聴衆…

新国劇オペラ『シモン・ボッカネグラ』最終日鑑賞

Introduction(主催者)海洋国家ジェノヴァに渦巻く恩讐と愛相克と赦しの物語 ヴェルディ中期にあたる43歳で作曲し、24年後の大幅改訂で一躍成功を収めた『シモン・ボッカネグラ』が新国立劇場初登場。14世紀に実在した初代ジェノヴァ総督シモン・ボッカネグ…

キリル・ペトレンコ指揮『Be Philオーケストラ演奏会』を聴く

【日時】2023.11.26.(日)19:00~ 【会場】サントリーホール大ホール 【管弦楽】Be Philオーケストラ 【指揮】キリル・ペトレンコ、(ラファエル・ヘーガー※)【独奏】樫本大進(Vn.) ルートヴィヒ・クヴァント(Vc.)【曲目】 ①ブラームス『ヴァイオリンと…

ベルリン・フィル日本ツアー・リブログ(その2)

《ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団アジアツアー2023ブログ記事》 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、首席指揮者のキリル・ペトレンコとともに、初めて韓国と日本を巡回しました。 2023年11月21日いよいよサントリーホールへ ベルリン・フィルハーモ…

《NHK音楽祭2023》第1997回N響定演を聴く

指揮者が変更になりました。◎お知らせ2023年11月15日「NHK音楽祭2023 NHK交響楽団」(11/20[月]NHKホール)および「11月定期公演Aプログラム」(11/25[土]、26[日] NHKホール)で指揮を務める予定だったウラディーミル・フェドセーエフ氏は、体調不良のた…

今日は勤労感謝の休日、柿取りに興じました。

いつも何かにとせわしく暮らす毎日、今日の勤労感謝の日は、うちの上さんに奉仕することにして、上さんの実家(と言っても両親はもう鬼籍に入って誰も居りませんが)の柿取りをしました。横浜地方の天気はまずまず、朝は薄雲がかかっていたものの次第に晴れ…

今日は二十四節気の『小雪(しょうせつ)』です

えー?何ですって?もう雪ですって?ついこの間まで猛暑の夏ではなかったですか?今日なぞポカポカ陽気の小春日和じゃないですか。暦の上では、もう雪にまつわる日なのですね。歴書によれば、❝小雪は旧暦十月亥の月の中気で、新暦十一月二十二日頃にあたりま…

キリル・ペトレンコ/ベルリンフィル来日公演Aプロを聴く(11/21)

【日時】2023.11.21.(火)19:00~ 【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール 【管弦楽】ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 【指揮】キリル・ペトレンコ 〈Profile〉 キリル・ペトレンコ(指揮)Kirill Petrenko, conductor2019年シーズンよりベルリン・フィ…

キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィル2023来日公演 東京初日を聴く

【日時】2023.11.20.(月)19:00~ 【会場】サントリーホール 【管弦楽】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 【指揮】キリル・ペトレンコ 〈Profile〉 キリル・ペトレンコ(指揮)Kirill Petrenko, conductor2019年シーズンよりベルリン・フィル首席指揮者・…

ベルリン・フィル日本ツアーブログ(リブログ)

ベルリンフィルから今回の日本公演ツアーに関するメールが届いたので、その一部(ベルリン・フィル ツアーブログ)を、転載(リブログ)します。 東京公演はいよいよ明日からですね。ウィーンフィルの公演を楽しんだばかりの東京地方のクラシックファンには、又贅沢な一時…

マエストロ井上復活!!/読響マーラー2番を振る

ふる 【日時】2023年11月18日 (土)14:00 〜 【会場】池袋・東京藝術劇場コンサートホール 【管弦楽】読売日本交響楽団 【指揮】井上道義 〈Profile 〉 1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモ…

第1996回N響定期公演『シベリウス+ペッカ・クーシスト(Vn.)』を聴く

【日時】2023.11.16.(木)19:00~ 【会場】サントリーホール 【管弦楽】NHK交響楽団 【指揮】ユッカ・ペッカ・サラステ 【独奏】ペッカ・クーシスト(Vn.)【曲目】①シベリウス:交響詩『タピオラ』 Op. 112 (曲について) 『タピオラ』作品112は、ジャン…

2023ウィーンフィル東京演奏会第2日目『プロコ5番+サンサーンス・コンチェルト2番=ラン・ラン』

【日時】2023.11.14.19:00~【会場】サントリーホール【管弦楽】ウィーンフィルハーモニー管弦楽団【指揮】トゥガン・ソヒエフ 〈Profile〉 1977年、北オセチアのウラジカフカスにて、技師と教師を両親として生まれる。7歳でピアノを始める。1996年にゲルギ…

2023ウィーンフィル東京演奏会初日鑑賞 

【日時】2023.11.12.16:00~【会場】サントリーホール【管弦楽】ウィーンフィルハーモニー管弦楽団【指揮】トゥガン・ソヒエフ 〈Profile〉 1977年、北オセチアのウラジカフカスにて、技師と教師を両親として生まれる。7歳でピアノを始める。1996年にゲルギ…

N響1995回定期演奏会『マダラシュ指揮+阪田(Pf.)』

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。室生犀星(さいせい)のうたうように、故郷は、いつもどこか想像力によって補われ、色付けられている。本日取り上げる3人の作曲家はいずれもハンガリーの出身。どの曲も彼らの故郷にかかわるものだが、それらがたんなる…

ペトレンコ指揮ベルリンフィル/ウェーバー『オベロン』配信を聴く(デジタルコンサートホール)

今週七日(火)にルイージ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、ウェーバの「オベロン序曲」他を聴きましたが、ベルリンフィルをキリル・ペトレンコが指揮して、同じ「オベロン序曲」とチャイコフスキ「交響曲第6番」を演奏した配信を、ベルリンフィル・テ…

今日(11/8水)は二十四節気の『立冬』です。

今日十一月八日(水)は二十四節気の『立冬』です。歴書によれば、❝立冬は旧歴十月亥の月の正節で、新暦十一月七日頃(今年は、十一月八日) にあたります。これから冬に入る初めての節で、この頃は日の光も一段と弱く、日脚も目立って短くなり、冬の気配が…