宝塚新春初舞台、月組公演『月、雪、花』 【会場】宝塚大劇場 【主演】珠城りょう、美園さくら 【演出】植田紳爾 【監修】板東玉三郎 所謂、日本物レビューです。毎年初舞台の恒例だそうです。和装で日本舞踊と和風の歌とクラシック名曲のバック奏を背景とし…
昨年11月のウィーンフィル来日演奏を聴いた余韻がまだ残っている1月1日、ニューイアーコンサートが現地学友協会において無観客演奏で実施されました。我が国ではNHKが19時から生放送をしたのでそれを鑑賞しました、感じたことを次に記します。 ニュー…
今年(2020年)も最後の日となってしまいました。今年は、新型コロナに始まって年途中の起伏はあったものの、一貫してコロナ感染拡大の方向に進み、最大の感染状況下で年を終えようとしています。生演奏を聴きに行くのは感染リスクが高いので、表記のコンサ…
≪パヴィア十二月十六日②≫ スタンダールがパヴィアに二日間程滞在した中で、パヴィア大学については、陳列室等の自然科学は自分に向いていないので何も記さない、ただしマスケローニの詩句が、その辺りをうまく表現しているので引用する、とお茶を濁したので…
このところ、ライヴ配信コンサートを聴くことが増えて、その分外に出る機会が減りました、と言うか減らしました。 今回は、表記のヴァイオリン・コンサートの後半を聴いたので、その概要を記します。 神尾真由子の上り坂コンサート 【日 時】2020.12.27.19h…
Celebrá la Navidad con el Ballet Estable en El cascanueces, dirigido por Paloma Herrera, y con coreografía de Rudolf Nureyev y reposición coreográfica de Aleth Francillon. Bajo la batuta de Enrique Arturo Diemecke, la Filarmónica de Bueno…
《パヴィア十二月十六日①》 12月14日にミラノを発ったスタンダールは、パヴィアに着き、その道筋に関して、次の様に述べています。 “ミラノからここまで、横断する土地はヨーロッパでもっとも豊かだ。たえず流水の運河が見られ、これが土地に肥沃さをも…
《Ⅱステュアート朝①》 エリザベス1世の死によって、スコットランド王のジェイムズ6世(スコットランド女王メアリーとヘンリー・ステュアートとの子)が、1603年にエリザベス1世が亡くなるとすぐに、イングランド王位をも承継しジェイムズ1世を名乗りまし…
今年も残すところあと1週間になりましたが、今日は12月24日、 クリスマスイヴです。コロナ感染がどんどん広がっている現状では、相当の覚悟がなければライヴの音楽会に足を運ぶことは出来ません。勿論中止になってしまったコンサートもあり、クリスマス…
《Ⅰ.テューダー朝⑤》 メアリー1世が、レディー・ジェーン・グレイの勢力に勝ったのは、民衆蜂起によるメアリー支持が大きな要因といわれていますが、その後のメアリー1世による新教徒弾圧により、新教徒がこぞって大陸に亡命する者(これを「メアリー時代…
今年の夏から2027年まで、毎年1回、4~5曲のペースで、ベートーヴェンのビアノソナタを演奏するリサイタルを、仲道郁代さんが予定しており、今年はその第Ⅰ期として、第1回演奏会が7月に、第2回目が今日12月20日(日)に行なわれました。2021年には演奏会は…
《Ⅰ.テューダー朝④》 38年に及ぶヘンリー8世の治世も、1547年の彼の56歳での死と共に終焉し、エドワード王太子が即位しました。エドワード6世(在位)の誕生です。 エドワード6世 エドワードはヘンリー8世の三番目の妻ジェーン・シーモアの子供です。彼女…
《ベルジョイヨーゾ十二月十四日》 いよいよスタンダールは長逗留したミラノを去る決心をし、この日ミラノ南方35㎞にあるベルジョイオーゾ(=ベルジョイヨーゾ)に向けて出発したのでした。これはスタンダールにとってかなりの事件だった様で、5ページに…
庄司さんは様々なオーケストラから引っ張りだこの、超人気ヴァイオリニストなので説明するまでも無いですが、録画で聴くと何かか細さというか、やや弱い感じがしていました。生演奏で聴くとどうかと思って初めて聴きに行ったのでした。 一方、ピアノのヴィキ…
1953年ドイツバイエルン州生まれのオピッツは今年67歳、長年ミュンヘン音楽大学で教鞭をとりました。今では数少ないウィルヘルム・ケンプの弟子です。ケンプは誰もが認める「ベートーヴェン弾き」、ケンプの弾く32番のソナタのCDが家にあったので事前…