
今日(7月21日月曜)は国民の祝日、「海の日」です。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」だといわれます。 平成7年2月に国民の祝日に関する法律の一部改正が行われ、平成8年から7月21日が国民の祝日「海の日」として設けられたのです。いささかな爽やかさを想起させる「海の日」ですが、梅雨も明けた太陽のジリジリとする日差しは、「猛風猛夏人を猛殺す」の感があります。明日7月22日(火)は、二十四節気の「大暑」に当たりますから、当然かもしれません。
「海の日」と言うと、海開きや海水浴と直結して、考えがちですが、実はこの時期の海遊びは、要注意です。事故死の可能性が多くなるのです。その大きな原因が、「土用波」です。暦法上雑節の「土用」は、7/19 から立秋(8/7)の前日までのほぼ二週間を指し、この期間の海浜には、「土用波」が押し寄せる可能性が高まるのです。「土用波」とは、夏の土用の時期、特に立秋前の18日間に、太平洋岸で発生する大波のことです。これは、遠く離れた場所で発生した台風からのうねりが、日本に到達することで起こります。
〈土用波の詳細〉
・発生時期:夏の土用(7月20日頃~立秋の前日まで)
・発生場所:太平洋岸
・原因:遠く離れた場所で発生した台風からのうねり
・特徴:風が弱いのに、高い波が打ち寄せる。 うねりが海岸地形の影響を受けやすい 。
注意点:大潮と満潮が重なると、危険性が増す。
以上の観点から、「海の日」以降はしばらく海に入らず、陸上から水辺におもいを馳せるのが無難かと考えるのです。 一つの例として花火大会を見に行くとか。因みに隅田川花火大会は7/26(土)、江戸川区花火大会は、8/2(土)、熱海ですと7/25(金)です。何れの花火大会も一度は見たことがありますが、熱海は、潮騒の音が聞こえる浜辺で、夜空に大きく咲く大輪の花や、浜辺から少し沖に設えた仕掛け花火を観るのもいいものです。これなら土用波の恐れもないですからね。
「土用波」と言えば、確か中島みゆきの歌にもありましたね。
《土用波》 中島みゆき 1988年
昔の歌を聴きたくはない
あの日が二度と戻らないかぎり
なつかしい名前口ずさんでも砂を崩して土用波がゆく
愛の重さを疑いながら愛に全てをさらわれてゆく
伝えそこねた言葉のように雨をはらんで 土用波がゆく
あなたの髪から私の髪へと流れ落ちる土用波の音・・・・・・・・・・・・・・・・(歌詞続く)
中島みゆきさんは、一度は実演を聴きに行こうとして、何十年も前に「夜会」に申し込んだのですが、抽選に外れて以来、結局一度も聴きに行けませんでした。一度は実演を聴いてみたい歌手の一人です。
(もうライヴはやらないのかな?美空ひばりの命を掛けた1988年の最終公演は、演奏家の鑑みとして永遠に輝いています。)