HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

春風に誘われて、花を見に出掛けました。

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    二三日続いた氷雨交じりの寒い日も、今朝(3/13木)は晴れ上がり、雲が少しあって快晴とまではいきませんが、春風そよぐ先ず先ずのいい天気になりました。そこで、花を見に大船にある「フラワーセンター」まで出掛けようと思いました。

    電話で確認したら、見頃の桜の花が今満開で、平日の方が休日より混まないので、ゆっくりと観れる、17時まで開いています、ということでした。今度の土日は、雨が降る予報があるし、両日ともコンサートを聴きに行く予定なので、早速今日は、家の他事は先送りにして、急遽出掛けることにしました。上さんから、「そういう事は、変わり身が速いのね。」と、多分嫌味ではないので、ほめられたと解釈して、急いで出掛けました。

    鎌倉市大船は横浜の隣りなので、電車でも10分とかかりません。

    大船駅を下車、駅からはバスも出ていますが、ハイキングを兼ねてセンターまで歩くことに。柏尾川沿いに進むと向こう岸の山裾に、満開に咲いている桜の木が見えました。

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山の上には、大船のシンボル「大船観音」が見えます。川裾には、何やら黒いカラスの様な水鳥が見えました。近くにいた人に訊いてみると、「川鵜」だと言います。流れに餌を求めている様です。

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この水鳥は何でしょう?
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川に流れ込む水の入り口には多くの鯉がうじゃうじゃ集まっていました。

 

 

小さな水鳥でも水面下に潜っては上がって来て魚を捉えている模様。

次の写真が「フラワーセンター起源の桜の新種《玉縄桜(たまなわさくら)》」だそうです。フラワーセンターの前身の「研究所」の時代から開発を進め、遂に早咲きで花が長持ちする新種の開発に成功したらしい。それ以降、何十年に渡って、育成、繁殖を繰り返し、今では園内にかなりの数の、結構大きく成長した木が見られる様になったとのことでした。

赤い桜は緋寒桜、白いのが玉縄桜。

様々なハーブも植えてありました。

玉縄桜は基を正せば、「染井吉野」が原本種だそうです。その中の実生の苗木から特異な性状の物を(突然変異種なのでしょうきっと)、選んで、育成、成長を繰返して、早咲きで、長く花持ちの良い桜に仕上げたそうです。確かに色も似ているし、花がこんもり付いているのも「染井吉野」ッポイですね。

カンザクラは流石に盛りは過ぎて、散りはじめているものも。

多岐も玉縄桜、色の濃さに個体差がある模様。

「豆櫻」という「かんひがんさくら」はまだ咲いていました・

タイサンボクの仲間でしょうか?白い大きな花。

 

次のコーナーは「椿」の各種育成地区です。

山茶花も育成されている模様。

大半の椿は盛りを過ぎ、落下してしまい、残り花が咲いていると言った感じでした。それにしても沢山の名称が付いている位品種が多いのですね。

「太郎冠者」とは、狂言みたい。

これだけ様々広範囲に植えられていると、まるで椿の森ですね。

森の中でスケッチしている人もいました。

次は、「室内で「春らん」を展示している会場です。会場の建物の前面には、「玉縄桜」が何本も植えてあり、満開でした。

ひと鉢ひと鉢名前と品種・産地、育成者が書いてあります

素人目にも素晴らしいと思ったものは賞を取っていました。

説明員の話しでは、花、立ち姿ばかりでなく、鉢も素晴らしいかどうか見る様です(組めるに香りも)。

全部見終わった感想は、割と渋い地味な感じの植物だなという事。でも楚々として、品のいい味わいは素人目にも感じました。でも内心もっときれいな花が咲かないのかなという気もしました。

ここで一服。外のベンチで満開の「タマナワ桜」の並木を見ながら一休みしました。これで半分も見てないかも。結構疲れてきました。

次の写真は、順序が前後しますが、何棟もある温室内に設けられた東南アジア等の南国の植物園です。

 

 

 ブーゲンビリアの花が派手に咲いていました。昔伊豆に行った時も、この花他の温室があったと思います。

名称からしてきっとトランぺットの形をした花が咲くのでしょう。咲いていなくて残念。

温室から外に出ると、広い芝生の広場があり、家族連れが座って遊んでいました。

枝垂れのオウバイ綺麗に咲いていました。

枝垂れのオウバイ綺麗に咲いていました。上記した温室の

上記した温室を見たその以前に、梅林を見たのですが殆ど見頃は過ぎて、散ってしまっていました。幾つかの木にはまだ花が付いていましたが、満開を見るにはもっと早い時期に来ないと見れません。早い時期だと桜は咲いていませんしね。花というのは一斉に咲かないのがもどかし側面と、それだからこそ一年中季節の花が見れて楽しめるのだと思い直すのでした。

 何回か観に来ればまた違った風景が見れるでしょう。例えば、まだ芽が出たばかりのシャクナゲの林が有りました。また多くのバラが植えてある薔薇園、こちらは五月の連休のころが見頃ろらしいです。その他シャクヤク園や多くの草木が植えてあるので、来園する前にH.P.なり電話等で確認してから来るといいでしょう。

 離園する前に売店で、上さんに頼まれていた「タイム」の苗木を購入しました。プランタに植えてあったタイムが枯れてしまったらしいのです。ちょくちょく料理に使うみたい。帰りは疲れたのでバスで大船駅まで来ました。今日は疲れたけれど、いい運動になりました。