『清明節』

　新暦４月５日（旧暦３月５日）からは２４節気（一種の季節区分法）のうちの清明節に当たります。春の兆しが目に見えて来て、万物に晴朗の気が溢れて来る季節です。今年は春分の日（3/21)が過ぎてからも寒い日が結構多くて、「暑さ寒さも春分（彼岸）まで」の言い伝えが当て嵌まらない気候でした。寒いと言ってもその間に気温が高いバカ陽気の日もあったりして「三寒四温」でなく、まさに「ジェットコースター陽気」でした。さすがに清明が過ぎたら暖かな日が続く予報が出ています。「暑さ寒さも清明まで」と言えるかも知れない。路傍の草叢にも小さな花達が色々顔を覗かせ始めています（ここ一週間撮り溜めたもの）。

今年の観桜は、3/12に松田町の早咲き桜を観て以降は、染井吉野の花見はしていなかったので（NNTTに行った時、新宿御苑に寄ろうかと思ったのですが、時間が足りなく見れなかった。）、散る前にと思って、夕暮れ前の目黒川に寄って桜を観てきました。やや色が褪せていましたが、それでも所々の木には、満開の雰囲気を十分とどめる花が咲いていました。

　目黒川は結構長いので五反田でなく、中目黒で降りて川端に行ったら、数年前よりも川に沿ってビルが立ち並び、瀟洒な店舗が各種増えていました。飲食店のみならずケーキ屋、雑貨店、美容院などなど、ビルの一階、二階に入っていました。

少し行くと、美術館が目に入って来ました。そうそうここには桜の名を取った「郷さくら美術館」があるのです。

　何年か前に観ましたが、桜の花を描いた絵画のみを展示して様々な桜の絵があって感心したことを思い出しました。この日は時間が無いので美術館には改めてまた来ることにしました。