明日3月20日は彼岸の中日、二十四節気の春分の日です。「暑さ寒さも彼岸まで」の格言は、とうに死語に近いものになりつつある近年の気候です。例年ですと、春分の日にお墓参りに行くのですが、今回は別用事があって行けないので、先日彼岸の入りの日(3/17 Sun.)に行ってきました。風の強い日で、「春一番※」は関東地方では既に2月15日に吹いているので、春2番か3番でしょうか?
※立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風
でも春の到来を感じない冷たい風でした。風が強い彼岸の初日でもあるので、墓参者は少なく、何百とも分からない多数の墓石に飾られている色とりどりの花も、いつもよりかなりまばらな風景でした。でもよくよく考えれば、春何番と呼ばれる風は、暖かい南寄りの風であり、この日は寒い北寄りの風だった記憶があるので、春2番でも3番でもないかも知れません。風が強くて一番困るのは、線香になかなか火がつかないことです。マッチの火もライターの火もすぐ消えてしまうのです。それから供えた花も風で花たての中で倒れ気味になること。
今日は曇りで肌寒いですが、風は強くないので少し厚着をして朝家を出ました。夜にはブッフビンダーの連続演奏会のうち、聴きたい曲が有る回があるので、夜は上野です(恐らく桜木の花芽は16日の時と変わらないと思うのですが、見てみます)。
ついでながら、先日(3/2)に、横浜市泉区の吊し雛を見にいった時のこと、天王森泉館の近くの川辺に、結構大きな椿の木に沢山の花が咲いているのを見つけました。その花達は赤色、ピンクぽいものから、赤白の斑色の花まで種々の色をしていました。複数の木が寄せ植えされているのかな?と思って近づいて見たら、何と一本の木に色とりどりの花が咲いていたのです。
おそらく一つの色の木の枝に別の色の木を接ぎ木して、2色をつくったら(桃の木は白、赤一緒に咲く木を時々見かけます)長い年月のうちに、ハイブリッドされた花も咲くようになって、3種の花が咲くようになったのでしょう。
初めてみました。自分としては珍しい。