一昨日(2021.3.21.日曜)15:00からの「東京春祭チェンバー・オーストラ」を東京文化会館で聴いてきて、21時少し前に家に着いたら、家内が九時からテレビでベートーヴェンの曲をドイツ人の演奏で放送すると教えて呉れました。スイッチを入れると、「ミサ・ソレミニス(荘厳ミサ曲)」をやるところでした。いつもより画面が綺麗に見えます。 NHKアナウンサーの説明によると何故かは聞き漏らしましたが、音質も映像も良いノーカット版を放送するらしい。その概要は次の通りでした。
【演奏会場】聖母教会(ドレスデン)
【放送】NHK地上波3チャンネル(Eテレ)
【放送日時】2021.3.21.21:00~23:00
【演奏】ドレスデン国立管弦楽団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
【独唱】ソプラノ:カミッラ・ニールント
アルト :ビルギット・レンメルト
テノール:クリスチャン・エルスナー
バス :ルネ・パーペ
【指揮】 ファビオ・ルイージ
【合唱指揮】マティス・ブラウア
【演奏日時】1905 年11月
【演奏の模様】
文化会館のコンサートから帰宅し、通常すぐに、その記憶が残っているうちに、記録を書くのですが、テレビ放送が余りに素晴らしい音楽を流し始めたので、ついそちらに気が取られ、放送を最後まで見てしまいました。(その後で記録を書いたので、コンサートの日付内には、書き終われませんでした。)
テレビ放送とは言え、その画面のクリアで、綺麗な映像は、4K放送用の録画なのでしょうか?音声も大型オーディオに繋いで聴いているので、かなり迫力がありました。以下に、ピックアップした画像を、掲載します。
聖母教会内コンサート会場
指揮者とソロ陣
独唱歌手陣
ソプラノと、アルト
テノールとバス
合唱団
指揮者
オーケストラ
ヴァイオリンソロ
バックから見る観客席
サイドから見る会場
上階の観客
聖母教会(ドレスデン)
音声は、ブログにアップ出来ませんが、兎に角この様な美しい迫力ある演奏会は、日本では無理ですね。教会内部は、演奏会場に使われることも考慮して造られたのでしょうか?ドレスデンは二次大戦の終盤に連合軍の空爆で、完膚なきまで破壊されてしまった筈です。聖母教会もガレキの山と化したことでしょう。よくもこうも見事な建築物を再建したものですね。ドイツ人の底力はたいした物です。
今回の放送は16年前の映像ですが、現在では世界の何処でも観客を入れたこの様な音楽会は出来ないのですね。こうした時代だからこそ映像や録音は、貴重になってきます。
そうした分野でも一層の技術革新がなされ、もっともっと素晴らしい映像が見られ、音楽が聴けるようになるといいですね。
困難な時こそチャンスです。