テアトロ コロン(ブエノスアイレス)の音楽演奏のプッシュ情報です。
2021年シリーズのオペラは、8月20日から8月31日まで、テノールのマルセロ・アルバレスを迎えて『トスカ』の予定。9月末から10月初めにかけては、マンジェッティ(テノール)キアラタイギ(ソプラノ)ファビアン・ヴェロズ(バリトン)の陣容で『トスカ』、その他聞かないタイトルもありますが、『アドリアーナ・ルクヴルール』、『ジュリアス・シーザー』などが続く様です。既に終わった演目としては5月『フィデリオ』4月『ドン・ジョバンニ』その他聞いた事が無いタイトル。
冒頭のアルバレスは、確か2019年頃だったと思いますが、来日公演した時聴きました。なかなか迫力満点の歌手でしたよ。サインもして貰いました。
管弦楽は、ブエノスアイレスフィルハーモニーによるショスタコ『ピアノ、トランペット、弦楽のための協奏曲1番』、チャイコフ『弦楽セレナード』が7月30日、
オペラは、『ロメオとジュリエット(9月)』『眠れる森の美女(10月)』『クルミ割り人形(12月)』他。済んだものはコッペリア、白鳥の湖などなど。
なお、『バレンボイムフェスティバル』と称して、バレンボイムの指揮で
7月13日、
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
交響曲第2番 D,OP. 73
交響曲第1番 ニ短調 OP. 68
7月15日・19日
ヨハネス・ブラームス
交響曲第3番 F、OP.90
交響曲第4番 イ短調 OP. 98
7月20日
クロード・ドビュッシー
イゴール・ストラヴィンスキー
春の祭典(第1部と第2部)
が演奏される模様。
以上の情報を送られても、ブエノスアイレスまで行くのは完全に不可能ですし、配信もないみたい。でもたまにディレイ配信で録画を見れる時があるので、時々覗いてみることにしています。
こうした情報を見て、さすが伝統のある(トスカニーニ他名だたる演奏家が演奏に訪れた)劇場だけあって、コロナ禍の中でもそれを克服つつ出来る限りの演奏活動を精一杯していることに 目を見張ります。参考まで。
尚、送られてきた情報の周辺に、先日サントリーホールでのエルサレム弦楽四重奏団の演奏では聴けなかった、ハイドンの『ひばり』の録画があったので観ました。矢張り第一ヴァイオリンのパヴロフスキーの演奏が、素晴らしい音を立てて他を引っ張っていました。キュッヒルとは音質の異なる響きですが、その域に達しているという感じ。