9月7日(日)は、二十四節気の正節『白露』です。暦書によれば「旧暦八月酉の月の正節で、新暦九月八日ごろです。秋分前の十五日目にあたります。白露は〈しらつゆ)の意で、秋気も本格的に加わり、野草に宿るしらつゆが秋のおもむきをひとしお感じさせます。 」とあります。
今年の夏は、猛暑で辟易した昨年以上の酷暑となりました。8月には、各地で最高気温の記録が更新され、その原因は地球温暖化にある、とよく云われます。しかしここ数年は、温暖化のスピードを超えた速度で、加速度的に夏の気温が上昇している様に思えます。関東地方でも9月に入ってからの日中は、30度を超える日が多く、長年の生活感覚からだと、「残暑が厳しい」と言いたいのですが、「残暑」どころか「復暑」と言った方がいいかも知れません。日中の太陽光線は弓矢の如く、体に突き刺さります。痛いくらい。酷暑の原因は、温暖化だけでなく、何か人類が気が付いていない別の要素があるのでは?科学的観測が不足しているのでは?気象予測(天気予報を含む)の精度は、一昔前より随分良くなって来ています。これは、天気予報シミュレーション計算が、スーパーコンピュータの精度向上とともに、速いスピードで大量に計算処理出来る様になった事が大きいとは良く云われます。しかしもう一つの要素も寄与しました。それは、気象の観測データの拡充です。観測点の拡充、観測項目の細分化と項目自体の拡充。日本には、各地に気象台があり、また民間の観測データも増えて来ていますが、この夏の酷暑に限った原因解明は、全ったくされておらず、地球温暖化、天気予報の枠内のデータのみで議論されているのではないでしょうか?その他の気温に与える要素は無いのでしょうか?様々な関連部門の先達を横断的に連携したチーム(必ずしも現実部隊でなくとも、通信手段で連携したヴァーチャル部隊でもOK)を立ち上げる必要はないでしょうか?現象の原因を探ることは、効果的対策を探れる最良の道だと思うのですが。
こうした目先の利潤が期待出来ない場合は、税金を投入する他ないでしょう。即ち国プロでです。国プロの温暖化対策が遅遅として進まない一因として、余りに大きい世界的枠で進めるプロジェクトだからではないでしょうか?確かに温暖化のシミュレーション結果として、世界各地の異常気象が予測されていますが、領域を日本に絞った酷暑の原因の探求はまだなされていないのでは?マー実現は相当難しいでしょうが。
暑い暑いと言っても、先月初旬の立秋後は二、三日低めの気温(それでも30℃は越していましたが)となり、満月の夜など、涼風を感じる時もありました。しかしその後また猛暑がぶり返して、横浜では、昨日の台風来襲まで、季節外れの暑さが続いていました。台風は流石ですね。それまで半月以上雨がほとんど降らなくて、地面には熱が籠もり、夜間だけでは、冷やしきれず、翌日また太陽熱が地面に堆積するという悪循環だったものを、見事に断ち切り、地面他の冷却に成功したのですから。雨が上がった昨日の夜など涼風が吹き、虫の音が随分と増え、冷房をかけないで寝ることが出来ました。今日は、台風一過晴れて、結構暑い太陽が輝きましたが、日が沈むとこれまでの酷暑と違って本当に涼しい夜になりました。あのねったいやが嘘の様。
明後日(9/9)は、もう重陽の節句ですから、少しは涼しくなってくれないと、自然の摂理に反し過ぎです。

そもそも白露 (はくろ)とは、夜中に大気が冷え、早朝に草木の先や花に露(つゆ)が結び、白く光って見えるものです。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていくことを意味しています。
重陽の節句には、夜露に濡れた菊の花に、かぶせ衣(きぬ)をして白露を集め、菊の香りの付いたその液体を、香水の様に肌に着けたという平安のみや人の風雅な行為を思い出します。一種のアロマの風習ですね。香りを着るという事は、香道の「伏籠手前(ふせごてまえ)」で、着物にお香の香りを移す方法などに現代でも生きています。でも香りを着るというのは、我国の専売特許では無い様です。マリリン・モンローは、「シャネルの5番」を着て床についたらしいですし。
昨日(9/5金)は、銀座のシャネルに行って来ました。コンサートがあったので。これについては後日記します。