HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

明日(5/1 )は『八十八夜』です

 五月一日(水)は、雑節の『八十八夜』です。歴書によれば、❝八十八夜は立春の日から数えて八十八日目にあたり、新暦の五月二日頃になります(今年は五月一日)。この日の終わりをもって、春霜の終わりとみなされ、古くから農家では、「八十八夜の別れ霜」と称して、この日以降は霜害がなくなるとされ、種まきの最適期の目安としました。❞とあります。勿論気候は年によって寒さ暑さとも一定ではなく、寒暖の差は有りますが、もっぱら農業が中心だった我が国の古い時代には、寒暖の違いに惑わされることなく、農作業の一工程の開始を、基準日(この場合は八十八夜)を決めておいて行うことが、人々の行動を規定する重要な役割を果たしていたのでしょう。

 またこの時期は「♬夏も近づく八十八夜♬」と歌われるように、新茶が取れる時期でもあり、あちこちの茶畑では「茶摘み」が行われます。そう、もう少しで夏到来です。因みに「立夏」は5月5日、こどもの日なのです。この茶摘みの歌は所謂「文部省唱歌」ですが、作詞、作曲画誰かは不詳です。

 次の歌も有名ですね。

「♩卯ーの花―の匂う垣根に♩ホートトギース早やも来鳴きて♩」。

1979年6月〜7月に「NHKみんなの歌」で放送されて人口に膾炙しました。こちらは歌人の佐々木信綱作詞、小山作之助作曲、三枝成章編曲です。

 

 「茶畑の新萌えの緑」「卯の花の白」鮮やかな自然の色彩が見られる時期ですね。

      

 今日、皮膚科帰りに、家まで歩いたら、路傍の植え込みにも白、ピンク、赤の花などが色鮮やかに咲いていました

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 (上段からシャリンバイ、サツキ、茉莉花)

 でも今年は、ホトトギスの声はまだ聞いていません。矢張りこの時期としては例年より寒いのかな?鶯が毎日鳴いているのが聞こえますから。

 

 ❝鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス❞