HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

追悼: ステファン・グールド氏

 ワーグナー歌手として、一世を風靡したヘルデンテノールのステファン・グールド氏が、病気療養中の処、残念ながら亡くなられたという報に接しました。心からお悔やみ申し上げます。

タンホイザー』タイトルロール ステファン・グールド インタビュー | 新国立劇場 オペラ 

 

【朝日新聞ニュース(2023/9/21 13:49)】

世界的テノールのステファン・グールドさん死去 ワーグナーの名歌手

 世界最高峰のテノール歌手で、ワーグナーの名唱で名高いステファン・グールドさんが19日、胆管がんで死去した。61歳だった。ウィーン国立歌劇場などが発表した。

 米バージニア生まれ。ミュージカルの「オペラ座の怪人」で頭角を現し、2004年にワーグナーの殿堂、ドイツ・バイロイト音楽祭でデビュー。同地で22年までに約100公演の舞台に立った。豊かな声量で英雄的なキャラクターを歌うヘルデンテノールの代表格で、「トリスタンとイゾルデ」のトリスタン、「ニーベルングの指環(ゆびわ)」のジークフリートなどを当たり役とした。

 毎年のように来日し、今年の1月にも新国立劇場「タンホイザー」で題名役を歌っていた。先月末に引退を発表。今月に入り、10カ月の余命宣告を受けたと自身の公式サイトで発表していた。

 

(hukkats参考)****************************************************************************

I was diagnosed with bile duct cancer with complications. It is Cholangio- Carcinoma, a fatal disease with an outlook of several months to 10 months. There is no cure.

I did not wish anything to cloud this years achievements, and I am grateful to Bayreuth, for teaching me all that I could have hoped to know about the performance of this great musicians works.

With many found memories… Stephen Gould

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 今年1月の新国立劇場オペラ『タンホイザー』で、その素晴らしく力強い歌声を聴いたばかりでした。以下にその時の記録を再掲載します。ご冥福をお祈り致します。

 

 HUKKATS Roc.再掲)*********************

オペラ速報/新国立劇場オペラ『タンホイザー』初日

 久し振りでワーグナーのオペラを聴きました。それがものすごく聴きごたえ見ごたえがある上演だったのです。

(1)先ずタイトルロールのステファン・グールドのテノールは、前評判通り素晴らしいものでした。

(2)愛欲の女神役エグレ・シドラウスカイテのソプラノがこれまた素晴らしい。グールドに歌い負けていません。安定感のある清烈な歌声を、張り上げていました。

(3)エリザベト役ザビーナ・ツヴィクラの歌声もすんなりと腑に落ちました。またヴォルフラム役は、急遽代役として、デイヴィッド・スタウトが歌いましたが、これまた渋い歌と演技で魅力を発揮、こうしてみると、外人部隊はすべてつわ者揃い、よくもドイツ以外のあちこちからこの強力メンバーを集められたものと感心しました。大野総監督に脱帽です。

(4)合唱団が、男声も女声も幾ばくの不一致もなく、揃った歌声で舞台を盛り上げ、特にアカペラが場面表現に多くの寄与をしていました。

(5)日本人歌手も大健闘、妻屋方伯がいつも以上の歌い、で貫禄を示し、歌合戦参加のヴァルター役鈴木さん、ハインリッヒ役今尾さんは、真っ直ぐな愛の解釈を堂々と歌い上げていました。ラインマル役の後藤さんは、不実な愛の解釈に腹を立てて、剣をぬいてタンホイザーに迫り怒り心頭の歌は、勢いがあってよかった。牧童の澄んだ歌声も良し。

(6)それから何と言っても、このオペラに組み込まれている、ワーグナー節の数々の調べ、これを今日のオーケストラ東響は、アレホ・ペレスの指揮一下、忠実に表現出来ていたと思います。

(7)ハンス=ペーター・レーマン演出は、舞台装置も簡素ながら、簡潔・直裁、曲と歌を良く引き立てていました。かなり長い序曲演奏下のダンサーの踊りは、その他の場面も含め雰囲気を効果的に盛り上げていました。

 

【日時】2022.1.28(土)15:00~

【会場】NNTTオペラパレス

【演目】リヒャルト・ワーグナー『タンホーザー』

全3幕<ドイツ語上演/日本語字幕付き>

上演時間4時間5分(1幕75分/休憩25分/2幕65分/休憩25分/3幕55分)

(公演期間:1/28~2/11全四日間)

【管弦楽】東京交響楽団

【指揮】アレホ・ペレス

【合唱】新国立合唱団

【合唱指揮】三澤洋史

【演 出】ハンス=ペーター・レーマン

【美術・衣裳】オラフ・ツォンベック

【照 明】立田雄士

【振 付】メメット・バルカン

【再演演出】澤田康子

【舞台監督】髙橋尚史

【バレエ】東京シティ・バレエ団

 

 

    (NNTT H.P.より)

 

尚、詳細は<続報>で記します。