HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日(4/20)から立夏(5/6)前日までは、24節気の『穀雨』です

 歴書によれば、24節気の『穀雨(こくう)』とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。この間は、更に五日間に三区分され、初候(葭始生あしはじめてしょうず)、次候(霜止出苗しもやんでなえいづる)、末候(牡丹華ぼたんはなさく)と、それぞれの代表的な一般的傾向を表します。今日は天気が良く殆ど一日中上野界隈で過ごしていたので、緑に芽吹く新緑や花々の生きいきとした様子を目の当たりにし、これは昨日までの将に「穀雨」がもたらしたものだと確信しました。matineのコンサート終了後、文化会館前の石ベンチに坐して、クッキーなぞ食していたら、群雀が大きな銀杏の木からバラバラと、下方のベンチそばの植え込みに降りてきて、ベンチ上に登ったり、植え込みに隠れたり素早い動きです。


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きっと飢えているのだろうと思い、食べ物のかけらを傍の植え込みにポイと投げると、瞬間的に植え込みから突撃してきて、ついばみすぐに植え込みにひっこみます。又やると別方向から、別な雀が出て来て同様な行動パターン。これを、何回繰り返えしたでしよう。さらに与えると今度は、誰も出て来ませんでした。ここで、気がついたことは、①皆、他の雀が口に挟んだ物を横取りしない ②(多分)満腹になった雀は、さらに与えても取りに来ない。のではなかろうかということです。間違っている仮説の可能性は大ですが、①に関しては公園のハトの場合など、お互い取り合いとなり、大騒ぎになることが多いと思います。②に関しては、文化会館の前に住する群すずめは、『足るを知る』のではなかろうか。よく「いつ食料にありつけるか分からない野性動物はいくらでも出来る限り多く食べる」とする向きもありますが、文化会館界隈の雀は、いつでも食料にありつけるからなのでしょうか?いつも人出で一杯ですからね。もはや野性とは云えない文化に染まった存在なのかも知れない。「足るを知らない」自分なんぞ、群すずめに負けています。

 さて、これを書いているうちに、夜のテレマン協会の公演が近づいてきました。小ホールにまた行きます(今日は二回目、これは初めてのことです)。