HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日12月22日(木)は冬至です

 今日12月22日は24節気の冬至です。歴書によれば、「旧暦十一月子の月の中気で、新暦十二月二十二日頃です。この日太陽が赤道以南の南半球の最も遠い点に達し、北半球では、太陽の高さが一年中で、最も低くなります。このため昼が一年中で一番短く、夜が一番長くなります。この日からはいち日いち日徐々に日脚は伸びていくのです。」とあります。

 

❝うつせみの吾が居たりけり雪つもるあがたのまほら冬のはての日. (斎藤茂吉)❞

 冬の果ての日は「冬至の日」に読んだ短歌であり、この日に故郷(山形県)に身を置き見た雪景色は、寒さを感じない素晴らしい至福の時だったのでしょう。極寒の有難ささえ謳歌しています。

 一方紀元前3世紀の思想家で政治家であった韓非は、法家と呼ばれる思想体系を纏めて記した韓非子を表わしましたが、その中の<解老編>で次の様に述べています。

「冬日之閉凍也不固、則春夏之長草木也不茂」

(冬に大地を凍らせる厳寒が無ければ翌年の春、夏に草木は勢いよく茂ることはない)

 これは彼が周公の話を伝聞したという書き方になっています。

 法家の思想を採用した秦の政(後の始皇帝)は法治国家で強兵国家秦を建設し、後日、天下統一を実現しました。

 日本の稲作農家でも言い伝えられていることは、❛冬に田畑が長く積雪に晒されると翌年は良く稲が伸びる❜ これは、田圃に生息する害虫や菌類の事を考えれば、合理性のある納得出来る考えです。

 冬至なので拙宅でも冬至カボチャを上さんが造ってくれました。小豆を茹で、昆布も煮て入れたとのこと。砂糖は入れず塩少々だそうです。カボチャは少しつぶした様です

 自然の味で美味しかったのですが、自分としては亡き母が昔よく造ってくれた方式の方が美味しかった様な気がします。上さんには面と向かって言えないですが。

 柚子湯は今日はお預けです。上さんが、実家の庭の柚の木に沢山成っている筈だからそれを採って来てからとのこと、ハイハイお願いしますよ。