今日からは２４節気の『処暑』。暦法によれば旧暦七月申の月の中気で、新暦八月二十三日頃です。立秋になってから二週間余り、暑さも次第に収まり涼風が吹き、あとひと月で秋分の日となりますから、本格的に秋に向かう時期です。収穫の侯も目前となります。
路傍の花も秋の花が増えてきました。柿の実も少しづつ大きくなっています。もう少しで本格的な秋、秋の七草が見られることでしょう。
日中の日差しは先だっての猛暑の頃と比べると随分和らいできました。今日の都心の最高気温は３０度程度、夜の予想最低気温は２５度だと夜９時のニュースで言っていました。ここしばらくは日中は直射日光を避け、暑さをしのいで過ごし、夜は思ったより冷え込むこともありますから、寝冷えなどには要注意です。
また今日８/２３は『天しゃ日』です。天赦日は、歴書の上の方の欄に記載がある「一粒万倍日」とか「三隣亡」とか「不成就日」の類いの「選日」の一つです。「百神（ひゃくしん）が天にのぼり、天（てん）が地上の万物の罪を赦（ゆる）す」日とされ、この日は、一年の中で最上の吉日で「大安」をも超える大吉日です。新しいことを始めるのにも最適、最高の日と言われます。この中段には各地の行事等の記載もあり、先日８月４日に記録した「今日は七夕の日です」の中の歴書下段の記載（大くゎなど）よりは、はるかに現代人の認知度が高くて、様々な事に利用されていると言って良いでしょう。
