今日(10/18日曜)は雨続きも一休み、曇りがちながら時々晴れ間が覗きました。昨日まではうら寒い雨の日が続き、風も強かった。9月中旬(9/16)から現在(10/18)までの1か月間の土日は10/3(土)を除いてすべて雨若しくは曇りの日でした。終日晴れた日は二回だけで、晴れ間が覗いても曇りや雨が同居した日は7日あり、あと17日間は晴れず曇りや雨の日でした。秋雨前線が長期間停滞したためと思われます。
「秋風秋雨人を愁殺す(秋瑾)」
こうした気候は何となく心がすっきりしなくて、憂鬱な気持ちになり易いものです。もっとも上記の句は秋瑾女史の辞世の句ですが。
雨の合間に近くを散策すると、秋は速足に通り過ぎつつあることを実感しました。柿の木には熟した実や小鳥についばまれた実のかけらが付いています。路傍の生垣のシャリンバイは紫色の実を付けています。
叢のつゆ草の紫花は少なくなっていますが、良く見ると結実している。
夏から初秋にかけていい匂いの花を咲かせた忍冬も、花は終わり緑の丸い実を付けました。
拙宅の鉢植えも実を付けている雑草が幾つか見当たりました。スズランの鉢植えに赤い実一つ、
名も知れぬ雑草の可憐な小さい小さい赤い実、
何か分からぬ植物の黄色い実の集合、
また早くも万両の実が付き始め赤に染まる準備をしています。クリスマスの頃までには綺麗に色づくでしょう。
小さな生き物たちも皆冬ヴァージョンに向かっている様です。
夕刻、高台から西の空を望めば、沈んだばかりの太陽の夕焼け空に、富士山が青っぽく影絵のように浮かんで見えました。
今夜から明日明け方までは晴れるでしょう。(明日の日中の天気予報は曇りです。)