今年の長かった鬱陶しい梅雨もそろそろ終わりに近づいているのでしょうか?関西は梅雨明けした様ですし、関東も早く梅雨が明けて欲しい。もっと早く明けて欲しいのは更に鬱陶しいコロナ禍。もうすぐ8月です。新型コロナが日本でも脅威になりつつあったのは1月下旬ですから(参考:2020.2.2付hukkats 記事『巨人との闘い』)早や半年経つのですが、状況は一向に好転していません。いや寧ろ悪化している。安心して外の店で食事すら出来ません。
明後日8月2日(日)は土用の二の丑の日なのにウナギ屋さんに入れません。毎年、一の牛か二の牛の都合の良い日に、友人達と会食するのが10年来の習慣だったのに。今年は浅草にしようか、いや神田がいいかな?神保町にも美味しい処がある様だ、矢切の渡し界隈にも老舗があるみたい等と相談するのも楽しみでした。それが会食はコロナ感染の可能性が大ということで、中止にせざるを得ません。スーパーでパック詰めでも買ってきてもらう他無いかな。
例年だと8月に入ると日本各地で夏祭りが開かれますが、今年は開催されるのでしょうか?大宮氷川神社例祭、八戸三社祭、青森ねぶた祭り、秋田竿灯祭り、山形花笠祭、高知よさこい祭り、徳島阿波踊り、等々。そうそう昨日の大阪住吉祭りは開催されなかった模様です。二、三日前にNHKで住吉大社のみこしを担ぐ人々、川を渡る様子などの数年前のドキュメンタリーを放送していました。祭りは日本独特の地方の人々の楽しみであり、地域のコミュニティ増進の場であり、かつ人々の絆を強める役割を果たしているのですが、コロナ禍はそうしたものまでズタズタにしてしまうのでしょうか。
やっと梅雨が明け夏になったとしても、8月7日は立秋ですから、今年の夏は短いかも知れません。駅から家までの路傍では、これまであちこちで咲いていた紫陽花も、ほとんど見かけなくなりました。草むらにふと目をやると昼顔の花がこちらを見ています。
「ドヌーヴもかくも可憐か昼がおの花(hukkats)」
春から見かけるマツバギクも夏が近づくにつれ元気になってきた様です。
赤ピンクの丸い花も一生懸命咲いている様子。アカメクサと言うのでしょうか?
黄色い菊様の花もあちこちで見られます。小さな小さな蝶も懸命に蜜を吸っていますよ。菊の季節、秋を先取りしているが如く。
野の草花はコロナにかかることもなく、いつもの年と同じ様に人間の目を楽しませてくれます。有難う。