HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

『中止公演の払い戻しに忙殺』されています

 遂に有名演奏家がコロナに感染したというニュースが入って来ましたね。アンネ・ゾフィー・ムター。先月末、サントリーホールで彼女の演奏を聴いたばかりです。一刻も早い回復をお祈りいたします。そう言えば、一月下旬に聴いたドミンゴも感染しているそうですね。諸外国では、音楽家だけでなく、政治家、それも国家中枢の政府関係者も感染したと報道されています。英国首相、英国保険担当閣外相、カナダトルドー首相夫人などなど、有名俳優にも広がり、トムハンクス夫妻がオーストラリアで感染、今は回復したそうですが。日本の人気俳優志村けんさんは、可哀そうに命を落としてしまいました。ご冥福を祈ります。
 この様な状況下、クラシック音楽会の公演中止が続々発表されています。まさかこんなことになるとは想像していなかったので、既に購入済みのチケットが沢山あり、その払い戻しに忙殺されて余計なエネルギーを浪費しなければならない。既に三月は「声楽海外研修成果発表会(文化庁)」「イリーナ・メジューエワ ベートーベン全Pソナタ演奏会」「ブランデンブルク協奏曲(工藤重典他)」「マリンバ演奏会(サンハート)」「早稲田大学定期演奏会」「日フィル+藤田 演奏会」「グレッグ・ニェムチェクPリサイタル」「慶応大学ワグネルソサイエティ演奏会」「上原彩子Pリサイタル」「音楽大学フェスティバルオーケストラ」など(中には公演延期のもの、コロナが怖くて自分からキャンセルしたものもあります)。さらに今日メールが来て「ラフォルジュルネ」が中止となってしまいました。昨今の感染状況では、まさに濃厚接触状態となるこの音楽祭は開けないだろうと思っていましたが、ひょっとして参加者数制限下で開催する小人数の公演も可能かな?と期待も残っていたのですが、残念です。このチケット払い戻しが厄介なのですよ。抽選に当たった幾つかの公演は、当選と同時にクレジット払いなのですが、まだチケットをコンビニ発券(ほとんどのケースでそうしています)していなかったの、急いで発券番号をプリントし、コンビニで発券した後で払い戻し手読きしようとしたのですが、発券出来ませんでした。従って払い戻しも出来なかった。通常の場合クレジット払いは瞬間ですから、その翌日から発券できるのですが、今回はまだ出来ないので、確認したところ、4月10日以降発券出来るとのことでした。チケットを売る時は代金支払いを急がせ、払い戻しは、ゆっくりでは、顧客優先になっていません。他の小売業で、顧客を優先しない、大事にしない店だったら二度と買うものかと思って、別な店で買いますが、チケット会社は限られた数社の独占的販売体制がほとんどで、代わりに他社でという訳にいかないのです。(これって独占的優位的立場の乱用ではないのかなー?)払う日数が遅くなっても、チケット会社にとっては、それ程資金繰りに影響ない様に見えますが、全体が総額が大きい公演であれば、20日支払いがおそいとしたら、計算は省きますが、そうした公演がクラシックだけでなく、もっともっと沢山の分野の公演を抱えている訳ですから、結構な金額の差額が出る筈だと思いますよ。 一人一人のチケットは別に大した額ではないですが、あれもこれも期待していた音楽が聴けなくなってストレスが溜まる一方、不満がコロナに向かわないで、ついついチケット会社に矛先が向いてしまうのは、自分ながらまずいとは思いますが。
 ラフォルジュルネは5月予定の公演ですが、4月の公演も3月同様になりそうです。「バッハ、マタイ受難曲(鈴木雅明)」「東京交響楽団+小山実稚恵・・・これはショパンとチャイコフスキーのコンチェルト1番の組合せなので是非とも聴きたかったのですが」「ズーラシア+東京交響楽団・・・動物園とアンパンマンが大好きな親戚の子供を連れて行こうと楽しみにしていたのに」「サンクトペテルブルグフィルハーモニー+セルゲイ・ドガージン・・・藤田君がP部門2位だった時のチャイコフスキーコンクールのVn部門覇者なのでぜひ聴きたかったのですが中止、「リフシッツ・ベートーベンPソナタ全曲演奏会が、“来日のめどが立たず”中止若しくは延期、それから何よりもショックだったのは、「コバケンさんのチャイコフスキー全シンフォニー連続演奏会」が延期、それもどうも来年になるらしいとのことです。非常に期待して、全5日の通し券をすでに買っていて、スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団演奏の1番の録音や一昨年の小澤征爾記念指揮の斎藤記念オケの5番の録音などで、耳慣らしを始めていたばかりなのに。延期になったことを知り、チケットは、当初の考えではそのままにするかなと考えていたのですが、1年も先送りされたのでは、それこそ‘鬼が笑います’よ、来年のこと等全く予定が立たない。下手したらコロナに感染して、もういないかも知れない。(冗談冗談、まーそうならない様に願いますが。)やはり払い戻した方がいいかなとも思えてくるのです。三月の分でさえ払い戻しが終わっていないチケットが多いのに、4月分も厄介なことになるなんて、もうチケットは暫く買いたくない!と叫びたい程です。今日もゆうメールでNBSから「ミラノ・スカラ座」来日公演の2演目セット先行販売の案内など送られて来ましたが、ミラノの状況程酷い処は無いのでしょう?本当に困ってしまいます。買っても中止になったのでは又面倒な払い戻し手続きになると思うと。しかも相当高額ですから。‘コロナさん、コロナさん、何とかならないのかい?’