HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

春の大倉山で聴く クラリネットとピアノのコンサート ~フランス音楽の愉しみ~

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【日時】2024年03月30日(土)14:00〜
【会場】大倉山記念館 ホール

【出演】

金子 平(Cl.)

〈Profile〉

東京芸術大学在学中に、リューベック国立音楽大学に留学、2012年同大学院卒業。クラリネットを半田裕一、山本正治、村井祐児、ザビーネ・マイヤーらに師事。06年日本音楽コンクール第1位、08年ARDミュンヘン国際音楽コンクールクラリネット部門で日本人初の第3位、09年ルイ・シュポーア・メダルなど受賞多数。
09年から12年までリューベック歌劇場管弦楽団で活躍。ソリストとして、バイエルン放送交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などと共演するほか、木曽音楽祭に参加するなど室内楽奏者としても活躍。
現在、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者

 

清水浩治(Pf.)

〈Profile〉

埼玉県出身。武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科ピアノ専攻を卒業。同大学大学院音楽研究科博士前期課程ヴィルトゥオーソコースピアノ専攻修了。平成26年度 武蔵野音楽大学 福井直秋記念奨学生。在学中、同大学ヴィルトゥオーソ学科演奏会「ニュー・ストリーム・コンサートXVII」、卒業演奏会、音楽学部新人演奏会、大学院修士課程在学生によるコンサート、大学院修士課程新人演奏会に出演。日本ピアノ調律師協会主催第14回新人演奏会に出演。平成25年、学内オーディションによりソリストとして選抜され武蔵野音楽大学管弦楽団と共演を果たす。第17回「彩の国埼玉ピアノコンクール」高校の部 入賞。第27回「島村楽器音楽コンクール」一般専門部門 銀賞受賞。第6回「ジュラ・キシュ国際ピアノコンクール」 一般部門 第1位。第40回家永ピアノオーディションに合格。平成27年春に自身初のソロリサイタル開催。また、本年6月には2度目のソロリサイタルを開催するなど、精力的に演奏活動を続けている。2015年4月より武蔵野音楽大学附属江古田音楽教室にて後進の指導にあたる。これまでにピアノを岡野寿子、Ilya Itinの各氏に師事。

 

【曲目】

①ダリウス・ミヨー:『カプリス』

 

②カミーユ・サン=サーンス:『動物の謝肉祭より <白鳥>』

 

③アンドレ・ジョリベ: アセーズより<1楽章, III楽章 (クラリネットソロ)

 

④クロード・ドビュッシー:『ベルガマスク組曲より <月の光> (ピアノソロ)

 

⑤ジャン・フランセ『主題と変奏』

 

~~休憩~~

 

⑥ジョルジュ・ビゼー:歌劇『カルメン より第3幕への間奏曲』

 

⑦カミーユ・サン=サーンス『クラリネットソナタ』

 

⑧クロード・ドビュッシー『喜びの島』 (ピアノソロ)

 

⑨シャルル=マリー・ヴィドール『序奏とロンド』

 

 

【演奏の模樣】

 大倉山ホールは昭和初頭に建設された建物で、東横線大倉山駅の高台にあります。戦災にも焼けず、ギリシャ建築クレタ・ミケーネ様式を今に伝える貴重な建物で、横浜市の有形文化財に指定されています。駅から坂道を登ると緑に囲まれた石段が見えて来て登りきると、如何にもギリシャ建築らしい柱列で支えられた正面が現れました。


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会場ホールはこの建物の二階に位置し、狭いながらも直径50cmはあろうかと思われる四本の無垢材に支えられた天井には、古い社に見られるような横木の化粧が施されたステージが、如何にも時代物といった風に鎮座し、ピアノが備えられていました。今日のコンサートは、丁度桜の花の時期を見込んで計画された様でして、大分以前から聴きに行く予定にしていたものです。このホールには2年に1~2回は足を運びます。

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今日の演奏は、読響の首席クラリネット奏者の金子さんと、ピアニストの清水さんによるジョイントリサイタルでした。

 今回の演奏プログラムは、曲目に示した通り、フランス音楽に焦点を定めた様です。

 前半五曲、休憩を挟んで後半四曲と短い曲も有りましたが、長い曲も有り、フランスの作曲家たちのしかも、普段単独演奏は聴けないクラリネットの演奏を堪能出来ました。

 ①の「白鳥」、③の「月の光」⑥の「カルメン間奏曲」等は良く知られた曲で、クラリネットによる演奏は、同じ曲でも感じが違った良い印象が有り、「月の光」も春の陽光の日に聴くとまた違った印象でした。

 ①のミヨー、③のジョリベ、⑤のフランセ、⑨のヴィドールは、それぞれフランス的ニュアンスや風情を感じる面白い曲や楽しい曲などよりどりみどり、聴いていて楽しいものでした。

 今回一番感心したのは、⑦のクラリネットソナタです。サンサーンスのこの様な名曲が有るとは知りませんでした。第一楽章のテーマ旋律の何とシックで素敵なメロディなのでしょう。ピアノもピッタリ寄り添って、合の手を如何なく差し入れ、テンポも緩急相混じり、スケルツォ的おどけた調べも有れば、クラリネットの高音の伸びやかな旋律有りと、天才サンサーンスらしい素晴らしいソナタでした。それをお二方演奏で如何なく発揮されていた。この曲はもっと世に膾炙されてもよい曲だと思いました。

 次いでながら、モーツァルトのクラリネット協奏曲の演奏も聴きたくなりました。読響をバックに金平さんやらないのかな?聴きに行きたいと思うのですが。

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予定曲が終わりアンコール演奏が二曲なされました。

(ⅰ)ドビュッシー『小品(パリ音楽院の入試課題曲)』

(ⅱ)江間章子作詞、團伊玖磨作曲『花の街』

 

昨日までの小寒い天気とは打って変わった暖かい晴天の日、いい音楽も聴けて心も晴れた気分でした。

 

 演奏会が終わった後、花が咲いていないかな?と思って周辺りやすぐ後ろの公園を散策しました。桜だと思うのですが、花が地味にさいている木が幾つか見られました。染井吉野にしては、白っぽいので、山桜かな?いや違うでしょ。


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まだ蕾が殆どの木が多かったですね。
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馬酔木の花が満開でした。
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何の木か分からないものも。

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小さな花達が、春を先取りしていました。


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