今回は『悲愴』や『ワルトシュタイン』等の名曲が含まれている回なので、チケットは当然ながら取っていたのですが、その後家の上さんと話しているうちに、どういう話の弾みからか、上さんが聴きに行ってもいいという話が出て、本人が行きたいという事は珍しいので、上さんに代わりに行って貰うことにしました。あれはいつだったかな?代わりに行ってもらったのは確かコロナ禍の前ですから、何年振りになるのでしょうか?随分好きな曲みたい。
【日時】2024.3.19. [金] 19:00〜
【会場】東京文化会館 小ホール
【出演】ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー
【曲目】
①ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 op.22』
I. Allegro con brio
II. Adagio con molta espressione
III. Menuetto
IV. Rondo : Allegretto
②ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 op.49-2』
I. Allegro ma non troppo
II. Tempo di menuetto
③ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 op.13《悲愴》』
I. Grave - Allegro di molto e con brio
II. Adagio cantabile
III. Rondo : Allegro
《20分の休憩》
④ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 op.79
I. Presto alla tedesca
II. Andante
III. Vivace
⑤ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53《ワルトシュタイン》』
I. Allegro con brio
II. Introduzione : Adagio molto
III. Rondo : Allegretto moderato - Prestissimo
【上さんの感想一言二言】
時計を見たら21時になったので、演奏会が終わる頃だなと思っていたら、案の定電話がかかって来ました。「先程終わって、カーテンコールの写真を送ったこと」「最初から次の演奏、次々の演奏は、皆最後のワルトシュタインに向けての指慣らしといった感じで、結局ワルトシュタインが一番良かったこと」「その余勢をかってアンコールのテンペスト3楽章もとても良かったこと」「ウィーンの空気が体に滲み込んでいるピアニストでないと、あーいう演奏は出来ないでしょう」とのことでした。
今日3/22(金)のブッフビンダー最終日は、最後の三つのソナタなので、これまで自分が聴いた様々な演奏を、出来るだけ思い出しながら聴いてこようと思います。