HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日は成人の日です

 今日は、コンサートを聴きに行くために、午後幾つかの路線の電車に乗りましたが、成人式に出た若者を多く見かけました。何人かのグループになって話しています。特に女性は、綺麗な振り袖姿の人も多いので、成人式帰りだとすぐ分かります。

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 わが国の今にちでは、18歳になると成人に達したと言うのです。でも成人式は何故か20歳になった人の模様。(我々が若い時は成人は20歳でしたから分かり易かった)

 18歳だと大学受験や就職試験等に影響があるからと言う人もいますが、詳しくは分かりません。

 成年(せいねん)または成人年齢(せいじんねんれい)は、法的には、単独で法律行為が行えるようになる年齢のことです。

 一般社会においては、身体的、精神的に十分に成熟している年齢の人間を指すことが多く、成年に達した者を成年者(せいねんしゃ)または成人(せいじん)といいます(未成年者はこれに対する概念)。

 各国において成年は、ある年齢を基準として法的に定義されることが多く、その基準となる年齢は、国や地域によって18〜21歳とばらつきがあります。

 日本における成年年齢は,明治9年以来,20歳とされてきました。それが、成年年齢を18歳に引き下げることを内容とする「民法の一部を改正する法律」が、2022年4月1日から施行されました。この成年年齢の引下げによって,18歳、19歳の年齢でも,親の同意を得ずに,様々な契約をすることができるようになりました。例えば,携帯電話を購入する,一人暮らしのためのアパートを借りる,クレジットカードを作成する(支払能力の審査の結果,クレジットカードの作成ができないこともあります。)、ローンを組んで自動車を購入する(返済能力を超えるローン契約と認められる場合、契約できないこともあります。)、といったことが出来るようになったのです。

 近年、民法改正に先立って、憲法改正国民投票の投票権年齢や,公職選挙法の選挙権年齢などが18歳と定められ、国政上の重要な事項の判断に関して、18歳、19歳の人達を大人として扱うという政策が進められてきました。こうした政策を踏まえ,市民生活に関する基本法である民法においても,18歳以上の人を大人として取り扱うのが妥当であろうという議論がされるようになった結果、改正されたのでした。世界的にみても,成年年齢を18歳とするのが主流です。  成年年齢を18歳に引き下げることは,18歳、19歳の若者の自己決定権を尊重するものであり、その積極的な社会参加を促すことになると考えられました。

 そもそも前記の投票権や選挙権の引き下げも、若い人たちの社会参加を促す目的があった訳ですが、必ずしも社会参加に効果があったかと言うとそうは断言できません。例えば若者の投票離れが問題化してから久しいですが、投票率が向上した若しくは向上しつつあるとは、お世辞にも言えないでしょう。その根本には、人口の減少問題があると言う人もいます。日本の人口減少率は、2017年の世界銀行発表のdataでは、-0.2%で世界第11位、10位までは先進国は入っていません。即ち先進国中で一番減少が速い。2053年に日本の総人口は1億人を割り、2065年(約42年後)の日本の人口は8,808万人となるという想定も有ります。これは所謂、日本はここ数十年高齢化と少子化のスピードが速いからだと言われています。しかし高齢化は医療等によりの国民の健康寿命が延びたからであり、人口減少の直接的な第一の原因では有りません。団塊の世代、第二団塊世代と呼ばれる世代の人口が、人口構成グラフで突出している人口構成に問題があるのです。しかもそのグラフは少子化で尻すぼみになって来ていて、少子化が人口減少の大きな原因となっていることは間違いないでしょう。少子化対策、少子化予防等という掛け声ばかりは先行しますが、それに結果が付いて来ません。いくら成人年齢を下げて見た処で、実質的な社会活動参加増加に寄与する新成人は一体どれだけいるのでしょう?恐らく調査統計も十分には取っていないでしょう。

 特に選挙の投票率に占める新成人の割合の動向は気になるところで、長年言われている若者の政治、選挙離れの原因を本気で探って、本気で実効ある対策を立てて実行しないと、日本は階段を転がり落ちる様に世界の舞台から消え去る他有りません。これでは国民にしわ寄せがくる、国民生活が困窮することを意味し、結局国民が責任を取らされる結果になってしまう。政治は責任を取らないのです。政治家の政治資金、キックバック、お金、お金の話題が連日新聞紙上をにぎわせている昨今は、あきれてものも云えません。ひどい選良(?)たちですね。逮捕されるなんて恥も外聞も無い犯罪人です。法治国家の法を造る人達がこれでは、日本の未来は真っ暗でしょう。

「権力は腐敗する」って誰か言ってましたね?あれって専制君主のいる時代だけの話じゃないのですね。

 ところで、成人の日と全く因果関係は無いのですが、また正月明けとの因果関係も無いと思うのですが、どういうことか、家の上さんが昨日お菓子を焼いてくれました。得意料理と言う程でもないのですが、上さんの言う事にゃ、❝年末に頂いたリンゴの最後の一つが冷蔵庫の奥に眠っていたのを発見、少し熟してそのまま食べては美味しくないので、タルトにしました❞とのことでした。しかもオーブンを使わず、フライパン一つで焼ける、どうです、と少し得意な顔をしました。今日はコンサートに行ったので、帰って来てから食したら、かなり本格的味、いつかどこかで食べた「タルトタタン」を思い出しました。馳走様、どういう訳かヴィンテージワインまで付けて呉れたのですが、少し糖分を取り過ぎなのでお酒は控え、カットしたお菓子はおかわりです。

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