週明け(10/30)には、都響の985回定期演奏会があり、オスモ・ヴァンスカがシベリウスを指揮します。そのリハーサルの映像が、今日(10/27)プッシュ通知で来ました。
東京都交響楽団( Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra)より
次回の定期公演はフィンランドの名匠 #オスモ・ヴァンスカ が登場 、本日(10/27)リハ初日を迎えました。 コロナ禍で二度のキャンセルを経て、三度目の正直で企画したのは初共演に相応しいシベリウスの後期交響曲集です 交響曲第5番はその中でも「人間と自然への讃歌」を思わさせる雄大な作品。マエストロと一緒にシベリウスの核心へと迫ります ♫
第985回定期演奏会Aシリーズ 10/30(月)19:00~
会場/東京文化会館
指揮/オスモ・ヴァンスカ @OsmoVanska
曲目/
シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 op.82
シベリウス:交響曲第6番 ニ短調 op.104
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 op.105
先日、マケラ・オスロフィルが2番と5番を演奏したのを聴きましたが、後期交響曲を3曲一遍に聴ける機会は、そうは有りません。いい機会なので聴きに行きます。練習の仕上がりも順調の様です。
この日は、30分程早やめに会館に行って、11月のキリル・ペトレンコ/ベルリンフィルのチケットを、ある人に手渡し譲渡する予定もあります。ベルリン・フィル演奏会は、AプロとBプロ2種類の演奏曲目で行われますが、チケット購入の際、Aプロを間違って二枚買ってしまいました。二回とも聴こうかなとも思ったのですが、チケット価格は非常に高いものですし、是非譲ってほしいという人がいたので、譲ることにしました。
(十三夜のこと)
ところで、今日は旧暦で九月十三日(新暦10月27日)『十三夜』です。今(10/27 21h25m) に窓を開けて空を見たら、ほぼ真南の高い位置に、満月ではないですが、丸く煌々と光る月が見えました。少し以前に『15夜=中秋の名月』が有りました。これは旧暦八月十五日(新暦9月29日)の「望の月(満月)」で、やはり今日以上に美しい月が天に登ったのです。今回は満月の日(新暦10/29)の前々日なので、若、望の月からはゆがみがあるのです(目で見て明確には分らない程)
『十三夜』に月を愛でて、月見をする風習は、これは日本古来のもので、十五夜やその他二十四節気、雑節の様な中国大陸に起源を有する物とは異なるのです。先程、家の上さんに、❝今日は十三夜、この言葉知っている?❞と訊いたら、「そういう曲名の歌がありました」と返された。昔、速球ピッチャーで名を馳せた金田正一投手の奥さんにもなった猪本美佐江さんという歌手が歌っていたというのです。調べるとホントに有りました。戦後まもなくの流行歌で「十三夜‥お俊恋歌」というのが。何でそんなに古い歌謡曲を知っているのと上さんに訊いたら、❝昔知り合いの女性が美佐江という名で、そのお父さんが大の国鉄スワローズファンだったそうで、娘の名前に、金田選手の奥さんの名前を付けたらしい❞と言っていました。
(カマキリのこと)
それはそうと、今年の夏は酷暑が長かったせいか、季節は秋らしくなってから急激に気温が下がって、冬がま近かと思われる気象変化も各地で起っている様です。自分が思っていた通り、今年は短い秋になりそう。秋の虫たちの鳴き声も急速に弱まり、虫たちは冬眠や冬越しの準備にかかっているのでしょう、きっと。
今週の日曜日に建物の壁に貼り付いているカマキリを一匹見ました。
午後の昼下がり、日が西に傾き始めた頃で、日差しが当たると影が長く出来ていた。恐らく日当たりの良い方に移動しているのでしょう、明るい方に少しづつ動いています。
ふとお腹が見える位置に来たら、そのお腹が異常に膨らんでいることに気が付きました。これはきっとお腹に子を孕んでいるのだと考え、少し様子を観察することに。こんなにカマキリをじっと見ることは初めてです。先ず気が付いたことは、あの逆三角形の頭には、黒い針の跡の様な小さな目だと思われるものが左右二つあるということ。
じっと見ていたら動きを止め、少し頭をかしげ、その黒い点二つがこちらの顔を見ている様に動かないのです。そしてさらに驚いた事には巾着の入り口の様な口と思しき箇所を、少し開けたりすぼめたり、遂には盛んに動かし始めたのです。何か食べているのかと思ってよく見ても、餌食は何も有りません、それが口をすぼめたり開いたり、かなり激しく動かしているのです。その時ふと思ったのです。これはひょっとして何かを口で言っているのではなかろうかと。勿論音は聞こえません。或いは拡大マイクででもあれば聞こえるのかも知れない。それにあの少し不気味な黒い点二つは、まだじっとこちらを見ているが如し。やや不気味に感じてもう観察をするのを止めて離れました。その途端、緑のガウンの様な羽根を何枚か広げて、どこかに飛んで行ってしまいました。
あの口の動きは一体何だったんだろう。ひょっとして何かを自分に訴えていたのでは?いやきっと敵だと思って何か威嚇の言葉を吐いていたのでは?など、取り留めない思案にふける秋の夕暮れでした。