HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

NHK放送/マケラ指揮コンセルトヘボー『モツ・レクイエム』

 先日の日曜日(8/6)夕食の後、テレビを付けチャンネルを回していたら、NHKEテレ(2チャン)で「クラシック音楽館」を放送しているのが目に入りました。

 今回のテーマは「世界が注目する若手音楽家」。その中で、クラウス・マケラがコンセルトヘボー管弦楽団を指揮し、モーツアルトのレクイエムを演奏していました。

 コンセルトヘボー管弦楽団は今年の11月に来日公演するので楽しみですが、その時の指揮者はN響のルイージです。今回のマケラ指揮他の映像は、NHKの配信でも見れる様ですから、コンセルトヘボーには映像の放送料と配信料を多分払っているのでしょう。となると、11月の公演は後日NHKで放送されるかも知れません。さらに妄想たくましくすると、10月下旬のマケラ指揮オスロフィルの来日公演も放送してくれるのかな?

 改めて今回のレクイエムを観ると、字幕がズート出ているので歌われている意味がよくわかりました。演奏会や録音の鑑賞でレクイエムの音楽は聴いても(字幕は出ないので)、歌われる歌詞内容までは仲々手が回らなくて、演奏されるのを漠然と聞いていることが多いですね。その点、テレビ放送は字幕もあるので助かります。意味が良く分かるし、その雰囲気を演奏者が出せているかまで見通せます。


それにしてもレクイエムは「合唱曲」であるという事を再認識しました。最初から最後までソリストと合唱団がほとんどの場合歌っている。勿論オケもズート弾きっぱなしですが、それはほとんどのケースで当たり前です。今回は合唱団のハーモニーが素晴らしく、マケラは管弦楽指揮(勿論それもしていましたが)よりも、合唱指揮をしているかの様な錯覚にとらわれる程、合唱者の方を向いて目で見て、口を開けて歌いながら指揮している様子。又ソリストは4人とも一流の歌声で歌っていましたが、とりわけソプラノが素晴らしかった。超一流のオラトリオ歌手なのでしょう。

 

 合唱付管弦楽曲と言えば、この12月には第九の季節がやって来ますし、又12/16&12/17には、N響の2000回定期公演として、何の曲を演奏するか三曲に絞り込み、現在その中から演奏曲を決定するファン投票を行っているのですね。

候補曲であるシューマン、マーラー、フローラン・シュミットのいずれの曲も聞いてみたいです。