半夏生(はんげしょう)とは、そもそもは、植物の名前で、京都には半夏生が庭を覆う古刹があり、初夏の頃になると白く色づいた庭の特別公開を行っている様です。半夏生は、二十四節季の雑節一つとして名付けられ、暦書によれば「太陽黄経が百度に達するとき、夏至から十日~十一日日目にあたります。新暦ですと7月2日頃。」です。一般的には❝梅雨明け❞といいます。確かに関東地方では、昨日までは、曇ったり一時晴れたり急に雨が降ったり、まだまだ雨対策として傘を持ち歩く梅雨が続くのかなと思える空模様でしたが、今日(7/2)になると朝からカンカン照りの太陽が焼け付く様に熱く感じられいよいよ梅雨明けが近いかな?と思えました。一日中晴れで最高気温も都内で32度近くまで上がった様です。植物の半夏生は古来漢方薬として使われ、利尿,解毒,解熱作用があり,小利,むくみ,脚気,黄疸などにも用います。
半夏生の日までには、田植えを済ませ本格的夏に向けての英気を養うという意味から、タコや鯖など海の幸や早苗饗餅、うどん、とろろ汁などを食する地方もある様です。わが家の今日の夕食には上さんが気を利かせ以下の様な物を用意して呉れました。
上皿左は蛸を入れたコロッケ、右は鯖塩焼き、下は鯖押寿司