随分と気温が上がってきました。今日の関東地方の予報では最高気温は24℃、明日は25°の予報が有ります。今日4月19日(金)は二十四節気の『穀雨』です。
「穀雨」は字の如く穀物を潤す雨が降る意味で、歴書によれば ❛この頃は春雨が煙る様に降る日が多くなり、田畑を潤してその成長を助け、種まきの好機となる ❜とあります。『菜種梅雨』と言う人もいます。菜種(なたね)、即ち菜の花が咲く頃(3月~4月)の長雨を指します。この雨が多くの穀物を実らせる先駆けだと考えられています。
今日と明日は晴れていい天気ですが、昨日までは、断続的に降雨があり、将に「穀雨」の季節を感じさせました。桜の花が終わって、早くもサツキの花やアメリカハナミズキが咲いていました。
一昨日は雨がけぶる様に降って朝方雲間に青空も見え始め、朝早く新聞受けの新聞を取りに外に出てフッと西の空を見たら、丁度雲間に虹がかかっていました。写真を撮ろうとカメラを取りに家に戻って、又外に出て見たらもう虹は消えかかっていました。
儚い虹。
❝むら雲の 絶え間の空に虹立ちて 時雨すぎぬる をちの山の端(定家)❞
そういえば、
「青空に架かった儚い虹のように 幸せは永遠で一瞬さ 誇らしくなる様な夢だけが夢じゃない 今だけが僕のすべてさ 」
という歌も有りましたっけ。