HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

2024年初詣(伊勢山皇大神宮+成田山新勝寺分院)

 今年は、元日に能登地方の大地震、二日に羽田空港の航空機事故と立て続きに大災害が発生しました。昨年末大晦日の夜は、紅白を見るのを早めに切り上げてすぐ床に就き、翌元旦は早朝からのベルリンフィルのジルベスターコンサート(1:30~)の生中継を見るため早起きしました。二時間程鑑賞した後、その記録をずっと書いていたので、朝食時(8:00頃?)にテレビを付けるまで、地震の報道には接しませんでした。テレビでは、大きな地震の前触れの揺れに対する警報が、チャラン・チャランとなり続け、昼頃には、ニュースでも、強い揺れに注意して下さいと警告がなされ、これは、東日本大震災以来のことなので、ただならぬ悪い予感がしました。 横浜市内は、震度0なのか?揺れませんでした。家内も全然揺れを感じなかったと言うし自分も同様だったので、少し強い地震なのだろう位に考えてテレビを見始めたら、余りに大きな被害の状況を見て、コリャ大変だとびっくりしたのです。

 そして夕方何時頃だったでしょうか?能登地方で、最大震度7、マグニチュード7.6の大地震が発生してしまったのです。各テレビ報道は、地震被害のニュース一色、通常番組の多くは中止、楽しみにしていたウィーンフィルのニューイヤーコンサートライブ番組も中止になってしまいました。我が家でも親戚者の来訪を受けて新年の食事会を予定していたのですが、急遽一日延期にしました。テレビばかりに張り付いている訳にはいかないので、ライブ配信の記録をかなり詳細に書いたり、これまで録画しておいたテレビ番組を見たり、深夜になってから地震速報を見たら、今度は、津波の警報や津波の来襲映像が映っていたのです。現地の海岸には、複数の原発がある模様で、これでは、東日本大震災の二の舞いになる恐れもあると思いました。幸いそうならずに済みましたが。

 翌二日は、当初は初詣に行こうとも思っていたのですが、親戚が来る事になり、この日の初詣は延期、翌三日は、ニューイヤーコンサートの予定があったので、四日の午後なら初詣に行けるかも知れない、と思ったのです。若し時間がとれなければ、今年はパスしてもしょうがないかな等とも考えていました。そうして二日午後は来客をおせち等でもてなししているうちに、夕方羽田空港での航空機事故が発生してしまったのでした。

 航空機事故に関しては、年末30日に映画『雪山の絆』を見て幾日も経たず、飛行機事故の悲惨さを目の当たりにしたばかりだったので、今回は出火しても乗客全員が、脱出出来て助かったことを知り、これは将に乗客全員が、「正月大吉」の運勢のもとに生まれて来たとしか思えませんでした。テレビで見ていて、火災の炎は益々燃え盛るというのに事故機のドアが中々開かず、乗客が閉じ込められているとの報道に、着陸から結構長い時間燃えているので、機内の温度は相当高くなっている筈、もう駄目かな?と一瞬思ったりしているうちに、開いたドアから乗客が脱出し出したとニュース速報が流れました。えー、皆んな早く逃げて!逃げて!とスポーツ試合を応援するが如く、手に汗握る気持ちでいました。そしたら機長以下スタッフも含め全員無事とのこと、将にこれは奇跡でした。『雪山の絆』と比べたらはるかに運のいい奇蹟です。あれだけの火災が生じて全員無事、怪我人もほとんどいないのでしょう。世界のマスコミが「これは奇蹟」と報じたのも当然でしょう。それに比べて、大地震の方では100人近くの死者と未だ行方が分からず救出されない人が200人はいるというのですから、これは大きな悲劇です。亡くなられた方々や災難に直面されている方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。羽田の航空機事故は、海保機が地震地へ向けた救援物資を運ぼうとして起きたのですから、亡くなられた海保の乗員の死も地震さえなければ起きなかった事です。ご家族の皆さんは残念至極でならないでしょう。国民の災難に殉死された海保隊員の方々に哀悼の意を表します。

 こうした様々なことがあって、初詣は1月4日午後になってしまいました。今年は気持ちの切り替えもしたく、初めての神社、「横浜・伊勢山皇大神宮」に行きました。

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 横浜では古い由緒ある大きな神社で、時々音楽を聴きに行く「神奈川県立音楽堂」からは割りと近い所にあるので、その存在は知っていました。しかし自宅から遠くてアクセスが悪く、結構な高さの山の上にあるのでかなり疲れることも有り、これまで初詣したことは一度も有りませんでした。随分と参道は上り坂になっていて大きな鳥居を幾つか通過する沿道には名入り提灯の飾りや、石灯籠、露店などが立ち並び参道を上り詰めると本殿等複数の社がある高台の平地に至りました。

 

 境内の敷地はそれ程広くはないですが、大勢の参拝客が本殿前に並んで参拝するのを待っていました。参拝後札受け所で「天照大神」「豊受之神」「竈之神」三神の御札を受けました。


 その足でテントが張ってある「お神酒」受け所でお神酒を素焼きの「すえつき」に一杯頂き、その「すえつき」のおさがりは頂けるので持ち帰り「お札」を飾る「神棚」用に使います。(うちでは立派な神棚は用意してなくて簡易のものですが)そして最後におみくじを引きました。結果は「末吉」、そこに書いてあったことを電話で家の上さんに話したら「大笑い」されてしまった。ピッタリ当たっているのです。これ程までに神様(心から信じているとはとても言えない程度の信仰心ですが)はお見通しなのかと自分でもびっくりする程でした。

 その後神社の近くに何とあの有名な「成田山新勝寺」の別院があると聞いて来たので、寄ってみました。随分と立派な本殿がやはり山の上の高台に建てられていました。

こちらでも参拝後護摩札を受けて、その後甘酒を頂きました。

 

    ❝頼み事 いざという時(じ≒有事)の神(かみ) 仏(ほとけ)❞ Hukkats

 

 アンタって、神仏混淆か? いやいやその時の風に飛ばされるシャボン玉なのです。

 

 参拝を終えて下界に下山したら、小腹がへりました。桜木町駅の飲食店並びにチエン店「Pronto」があるのを見つけ、ここ一年程気に入っているパスタを注文。そうそう、これこれ、いつもの味、この味が美味しい。とペロリと平らげました。

『海老とアボガドのバジルソース』