HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

N響ウェルカム・コンサートを聴く

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【日時】2026.7.6.(月)19:00〜

【管弦楽】NHK交響楽団

【指    揮】原田慶太楼

【出演】

◯ヴァイオリン:中原梨衣紗

〈Profile〉
    愛知県岡崎市出身。第93回日本音楽コンクール第2位および黒栁賞受賞。第19回ベートーヴェン国際ヴァイオリンコンクール第1位、第18回クロスターシェーンタール国際ヴァイオリンコンクール第1位およびヴィルトゥオーゾ賞受賞。全日本学生音楽コンクール小学校の部・中学校の部共に全国大会第1位および横浜市民賞(聴衆賞)受賞など国内外のコンクールにおいて多数入賞。2020年シュロモ・ミンツ氏主催、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)難民支援のためのチャリティーコンサート「United in Music」に世界30か国の演奏家チームの一員として参加。これまでにソリストとして、都響、新日本フィル、東京フィル、名古屋フィル、セントラル愛知響、東京シティ・フィルなどと共演。指揮者では大植英次、下野竜也、藤岡幸夫、松尾葉子、園田隆一郎、角田鋼亮、和田一樹、水戸博之、阿部未来、田尻真高の各氏と共演。これまでに市川絵理子、平田文、清水高師の各氏に、現在、豊田弓乃氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科3年に特待生として在学中。使用楽器は(株)日本ヴァイオリンより特別貸与されている1761年製 Nicolo Gagliano 。


◯ハープ:早川りさこ(N響ハープ奏者) 

〈Profile〉

NHK交響楽団ハープ奏者。
東京藝術大学卒業後、<第3回日本ハープコンクール>及び
<第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクール>にて優勝。

国内主要オーケストラと共演するなど活動の場を広げ、ヒンデミット「木管楽器、ハープとオーケストラのための協奏曲」アルウィン「ハープ協奏曲」、リーバーマン「フルートとハープの為の協奏曲」の日本初演を行う。

2013年には、グラミー賞及びアカデミー賞受賞の作曲家 タン・ドゥン氏の新作
『13のマイクロフィルムとハープの為の協奏曲』を作曲者自身の指揮でNHK交響楽団と世界初演した。
(この作品はNHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の共同委嘱作品である)
作品の誕生から初演を終えるまでのドキュメンタリー番組「涙の書」は各方面で話題となった。

現在、東京藝術大学、国立音楽大学にて後進の指導にもあたっている。


◯ナビゲーター:大林奈津子

 

【曲目】 
①ウェーバー/歌劇「オベロン」序曲から(9月定期公演Bプログラム)


②ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」―第1楽章(10月定期公演Cプログラム)


③ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98―第3楽章(10月特別公演)
ニルセン/交響曲 第6番「シンフォニア・センプリーチェ」―第2楽章(1月定期公演Cプログラム)

④メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64―第1楽章から(4月定期公演Aプログラム)


⑤ランサン/ハープと管弦楽のための田園協奏曲―第2楽章(5月東京芸術劇場シリーズ)※


⑥フランツ・シュミット/歌劇「ノートルダム」―「間奏曲」(4月東京芸術劇場シリーズ)※


⑦ショスタコーヴィチ/交響曲 第9番 変ホ長調 作品70―第1楽章(4月定期公演Cプログラム)


⑧ファリャ/バレエ組曲「三角帽子」第2番―「終幕の踊り」(12月定期公演Aプログラム)

 

※休憩のない、75分程度の公演となります。

 

【感想】

   今回の演奏会は、N響の2026-2027(Aプロ、Bプロ、 Cプロ、特プロの主に下期)の中から選りすぐりの曲達を演奏、今後の聴衆の選曲⇒チケット購入の参考になれば、というN響の販売促進を兼ねた演奏会でした。従って全九曲を全て演奏するのでなくて、その曲の特に名曲・名場面と評判の箇所を抜粋して演奏されたのです。この方法は、自分に取っても、聴きに行くための選択に(万全では有りませんが)非常に参考になるものなので、聴きに行くことにしました。

     こうした性格の「多曲短時間演奏」の指揮者に選ばれたのが、原田慶太楼さん、これ又最適人選でした。軽妙なスタイルで神出鬼没、融通無碍、しかも些事に拘らない天性の明るい性格、これ以上の適任指揮者は居ないでしょう。生真面目過ぎる指揮者では、馬鹿馬鹿しく思って勤まらないでしょう(そこまで言うのは、過ぎたかな?)。

   さらにナビゲーターの大林さんのトーク、インタヴューが、これまた一流、流石幾多のテレビでキャスター、ナレーター等を勤めてきたキャリアを発揮、またNHKFMのクラシック番組に18年も勤めていて音楽の知識も豊富、原田さんやコンマス長原さん、そしてソリスト(中原Vn.早川)達に曲間の短い時間に卒なくインタビュー行ない、会場から笑いを誘ったり適宣解説したり、NHK100年の宣伝に当てたり、時間配分に於いても、プロフィショナル魂を発揮していました。特に今年N響に入団したばかりの、Va.奏者の栗村さんと2Vn.奏者(お名前は失念しました、失礼。)の新人ニ名に、クラシック音楽を目指した契機や、N響に入った感想など訊いて、新人らしい答えなどに会場も沸いていました。

     さてこうして聴いた①「オベロン」から⑨「三角帽子」までの九曲ですが、自分としては、先ず一つとして、④ニルセンの『交響曲第6番』2楽章が、トライアングルやら、鉄琴やらスネアなど各種打楽器と、木管楽器、特にCl. の合の手が非常に面白く感じ、単券購入の候補だと思いました。それから⑥ランサン『ハープと〜〜協奏曲』。作曲家は初めて聞く名前で、曲もハープの協奏曲ですから更にレアー。協奏曲の前に田園の語も付いているし、演奏後に大林さんとのトークに応じた早川さんに依れば、この曲は、(1)目覚め(2)森の茂み(3)軽く冗談(4)絵よりの誘い  から成るとのことでした。

    自分の日程にダブりがなければ聴きに行きたいと思いました。あと聴きに行きたいと思った曲を列挙すると、⑦フローラン・シュミット、⑧ショスタコ9番、⑨ファリャ  でした。

これら抜粋演奏でしたが、選り取り見取り、またトークも楽しく、原田・N響も乗りに乗って勢いある演奏、終演曲が済むと会場からは、予想を遙かに越える拍手喝采が起こりました。

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