
〜エリアコンサート〜
【日時】2026.5.5.(火・祝)11:30〜
【会場】東京交通会館ピロティ
【出演】
◯望月茉莉奈(Vn.) MarinaMochizuki
〈Profile〉
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。日本クラシック音楽コンクール、横浜国際音楽コンクール等で入賞。
ヴァイオリンを小田幸子、 石井志都子、パオロ・フランチェスキーニ、タンゴ音楽をパブロ・シーグレルの各師に師事。様々な演奏活動の他、TV出演、サポートやレコーディング等その活動は多岐に渡る。
◯宮園佑希(Pf.)Yuki Miyazono
〈Profile〉
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。 これまでにピアノを三上桂子、岡井直子の各氏に、 室内楽を小森谷泉、斎木隆の各氏に師事。現在は後進の指導にあたる傍ら、 主に伴奏ピアニストとして演奏活動を行っている。合唱団体「ソルフェージュ」ピアニスト。
【曲目】
①ブラームス『ハンガリア舞曲第6番』
②クライスラー『ウィーン風小行進曲』
③イマル『River flows in You
④ピアソラ『リベルタンゴ』
⑤スメタナ『わが故郷』より
【演奏の模様】
この最終日に聴く予定にしていた公演番号312番の公演は、昼15分過ぎなのですが、有楽町駅に着いたのは11時前でした。駅に着いてすぐ公衆電話は何処かなとキョロキョロしたのですが見当たらない。駅員さんに訊いたら、この辺りの電話は全部取り払われたので一つも無いです。少し先の「銀座インズ2」というビルの中でなく、連絡通路にあります」という事でした。何故公衆電話を探したかと言うと、この日朝からスマホの調子が良くなくて、家に電話する用事を思い出したからでした。確かに隣の隣の件のビルに近づくと緑の電話が見えて来ました。

そう言えば、最近公衆電話を殆ど見掛けないですね。
電話をかけて用を済ませて思ったことは、「えー?、この日本の、この東京の、この都心の「♫有楽町で会いましょう♫」の駅周りに、全然公衆電話が無いんだって?そりゃ、いくら何でもまずいんじゃない?昔から公衆電話は災害時に力を発揮する。と云われて久しいのに?東北大震災の時は、それを身を持って体験しました。この時電柱が、まるで強風に煽られてカラカラと鳴る卒塔婆の如し。津波がまさに威力を持って近づく時。緊急事態関係のメッセージを託されても。仕方有りません。家の上さんにスマホや業務用の電話機から、いくらかけてもつながりません、その時思い出したのが、公衆電話です。この伝達機器を使う事でした。つながらないかもしれないと心配しながらプッシュしたら何と繋がったではありませんか。有楽町の駅前に公衆電話が、ゼロになっても、誰も何とも感じない方が、恐ろしや。こうしたソフトパワーを整備する事も「塵も積もれば山となる」で、国土強靭化に寄与するのだと思いました。
さて「ラフォルジュルネ」に戻りますと、公衆電話をかけたあとたまたま、通った道筋に交通会館のエリアコンサート会場があったのでした。二人の奏者は、リリハーサル中でしたが、長いベンチ様の椅子に座って練習を見ていました。またまだ312番の公演までは、時間があったので、そのまま座って本番まで待つことにしました。一旦席を外していた二人の奏者は、開演時間少し前にもどっていきなり演奏仕出しました。
最初のブラームスのハンガリア舞曲第6番は、5番程ではありませんが、人気がある曲で、明るい表情の奏者に相応しい明るい表現一杯にひいていました。
望月さんは、こうして予定した曲を次々と、一呼吸おいて、または時々マイクでトークを交えながら弾き始め、その弾く楽しさ振りが聴いていて伝わって来る様で、こちらも楽しい気分になりました。
またピアノの宮園さんは、堅実に望月さんの旋律奏に寄り添い、曲によっては、きれいなコロコロする音を立てながら、序奏を伴奏、掛け合いと望月さんの調べに厚みを添えていました。演奏が進むにつれ周りの立ち見観客は、どんどん増えて来て、最初から座っていて良かったと思いました。最後の演奏が終わると大きな拍手が沸き起こり、再びマイクを持った望月さんは、アンコール演奏をしますと言って、弾き始めました。モンティ『チャルダーシュ』
前半は哀愁漂う遅いテンポ(ラッサン)、後半は超高速の情熱的なテンポ(フリスカ)に変化し、技巧が光る演奏で、観客は拍手喝采、ブラボーの声もかかりました。恐らくこの曲は、望月さんの得意中の得意な曲なのでしょう。素晴らしかった。さすが「弦の桐朋」、面目躍如の活躍でした。



尚、312番のオーケストラとチェロのコンサートは、その後聴きに行き、その演奏の模様については、
La Folle JurneJournée第三日目(最終日)(Ⅰ)に記録しました。
そのホールAからの帰路、フォーラムの広場を通ったら最終日とあってか、ますます参加者が増えていて、広場のステージでは、珍しい組合せのトリオ、しかも女性奏者だけからなるトリオが演奏していました。物凄い群集が集まって聴いていました。



今年の「La Folle Journée」は、各様に予定コンサート、予定しない出会いコンサートなどなど好天にも恵まれ、大勢の人出に翻弄され、楽しい時間を十分堪能できました。
この平和な世がいつまでも続く事を祈念します。