HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

横浜山手・イタリア庭園ローズコンサート

    5/24土曜は曇りかちですが、日中は雨が振らない予報だったので、5月の連休に時間が無くて見れなかった西洋館や記念館を見るため、横浜山手地区を訪れました。最初は、外交官の家から廻ることにしました。最寄りの駅、石川町駅から坂道を少し登れば、そこに到達出来るからです。今回の主な目的は、外交官の家の裏手にある「イタリア庭園」でのコンサートを聴くことでした。プログラムも演奏者名もその詳細は、開演しないと分からない、少し曖昧で少し緩いコンサートですが、クラシック演奏ではない様です。主催者の外交官の家で訊いたら、ボーカル歌手が伴奏付きで歌うらしい。イタリア庭園に行くとまだ20分も前なのに、聴衆と思しき人達が三々五々庭園内にやって来てベンチや庭園の縁石に座ったり、将に何かが行われる、その聴衆が集まりつつある様相でした。

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可愛い服装をさせた嬢ちゃん連れの親子の姿も。
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会場及びその周辺は、将にバラの花で埋め尽くされている様を呈していました。

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会場は高台ですので、遥かにベイブリッジやマリンタワーも見下ろせました。
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以下の石段の上のスペースから、段下の庭園に集まった聴衆に向かって二人の奏者が演奏しました。
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開演の14時となり登場した二人の奏者は、ヴォーカリストのCAMARUと伴奏の水岡のぶゆき と名乗りました。伴奏は、YAMAHAのキーボードを使用する模様。
名を名乗った後、今回の演奏会は何も配布資料を用意したかったのは、今日直前まで決まらなかったので、と言い訳けじみた話があって、すぐに演奏に入り、プロフィールについて何も説明が無かったので、ググってみたら次の様な結果がでました。

「CAMARU(カマル)は、2005年頃から主に東京で活動しているボーカリストです。主に東京ディズニーリゾート、日本マクドナルド、新ビオフェルミンSなどのCMソングやドラマのサントラでボーカルを担当しています。また、水岡のぶゆきグループの歌手としても活動しており、着物姿でジャズを演奏することもあります.」と出ました。

 そして休み無く演奏されたのは、以下の曲でした。

【CAMARU】

①アメージング・グレース

②I love you

③花水木

④オリジナル曲(題名ははっきり聞こえず)

  歌う前の説明によると、沖縄語の「ンジーチャーラ」(さよなら、行ってきます の意味??)を歌の合いの手に入れた とのこと。

ここで、進行を進めたキーボードの水岡氏がマイクを握り、歌が何曲も続き、歌手も休憩が必要なので、次に(キーボードで)ピアノの音を出し、自分がソロ演奏します、との説明があり、主にバラに因んだ曲がメドレー的に演奏されました。

⑤―1  ばらの日々

⑤―2  バラが咲いた 

⑤―3  100万本の薔薇

⑤―4  映画音楽「ひまわり」

 

そして再び、CAMARUさんの登場です。

⑥タイトル聞き分けられず。トークに依ると、チック・コリアのピアノで演奏されたジャスの難曲だそうです。うまく歌えるかどうか分からないと言っていました。

⑦オリジナル曲「シリウス」

 

以上の曲で、悠に1時間は超えていましたが、アンコール演奏がありました。

《アンコール曲》カムカムエヴリバディ

 

【感想】

歌もキーボード演奏(普段は室内でピアノ演奏するのでしょう)も、本格的プロの演奏でした。二人共極上の腕前、兎に角うまい!!一流だと思いました。ボーカルは、非常に安定した発声で、ムード音楽を聴衆の心に染み渡らせようとする歌声でした。①、②など、ムーディーな雰囲気を醸し出し、まるで何処かのライヴハウスで聴いているみたいでした。④は、持ち味の伸びる声で、沖縄風の小節を効かせ、最後の歌詞「今日も二人で歩きます。きっと幸せになります」も自信に満ちていました。

最後のオリジナル曲「シリウス」は、実は自分としても、全天の星たちの中で好きな星のベストスリーに入るのがシリウスなので、共感をもって聴いていました。

 また、伴奏と独奏を担当した水岡氏は、元々基礎がしっかりしたピアニストなのでしょう。そこにジャズ的即興や変奏を自由にこなせる経験豊かな奏者であることが窺え知れます。全然楽譜は見ていない様に見えました。

 また今回の演奏会は野外コンサートが、雰囲気が極上の環境の中で行なわれ、噴水の水滴る西洋庭園の暑くもなく寒くもなく(曇り空でも日の温もりがありました)、バラの香り漂う中での贅沢なものだったので、例えれば、一種の天国の気分を堪能出来たのは、主宰した山手西洋館ならびに、演奏者お二方のお陰げと感謝の気持ち一杯になりました。

  演奏会はもう少し簡易的なものと想像していたのが、思ったより本格的かつ長時間のものだったので、その後見ようと思っていた「フランス・パリと中国・大連の広場に関する展覧会」(5/24〜7/27)は、見る時間が無いと踏んでその日は諦め、予約を取っていた横浜のドコモショップに急行しました。スマホ使用上の(自分にとっては)大問題を解決するために。