HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

エリザベート国際ピアノコンクール本選出場者に日本人四名進出

ベルギーで開催されている『エリザベート王妃国際音楽コンクール(ビアノ部門)』で、最終本選出場者名が以下の通り発表になりました。

◎ファイナル進出者(12名)
Yuki Yoshimi 吉見友貴(日本 2000)
Nathalia Milstein(フランス 1995)
Rachel Breen(アメリカ 1996)
Valère Burnon(ベルギー 1998)
Nikola Meeuwsen(オランダ 2002)
Sergey Tanin(ロシア 1995)
Arthur Hinnewinkel(フランス 2000)
Jiaxin Min(中国 1996)
Shiori Kuwahara 桑原志織(日本 1995)
Mirabelle Kajenjeri(フランス 1998)
Masaya Kamei 亀井聖矢(日本 2001)
Wataru Hisasue 久末航(日本 1994)

日本人は4名進出、本選出場者の三分の一を占めます。大いに期待出来ます。

  でもコンクールの結果は、誰もが思っていたのとは、異なる結果が出ることがあります。

「天の声にも変な声がたまにはある」のです。

これは、往年の総理、福田赳夫さんが、大方の予想に反し、総裁選の決選投票で、大平さんに敗れた時の名言です。後の報道によれば、田中派が決選で大平派につく予想外の展開があったからだと言われます。

   ショパンピアノコンクールでも、例えば、現在も有名ピアニストとして活躍しているポゴレリッチが入選出来なかった時、審査員の判定に抗議して自から審査員を放棄した、アルゲリッチの事件がありましたっけね。

 コンクールは、審査員がどんな人達かに依って結果は、大きく変わってくるでしょう。かってホロビッツがショパンコンクールの審査員長だった時「この中の誰が(審査員達を指します)、この若者(コンテスタント)より上手に演奏出来るというのか?(出来ないだろう)」と候補者をかばったそうです。ホントかどうかわかりませんが。ホロビッツは自分だけは上手に弾ける自信があっての発言だったのでしょう、きっと。

    自己流の解釈では、コンクールでは、結果を得るのは一つの目標ですが、結果が得られなくても、何回も何回も愚直に挑戦することに意味があると思っています。そうカエルさんです。それを見た小野道風でさえ感ずるものがあったのですから、いわんや普通の人々をや。

 

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