HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

横浜山手西洋館 端午の節句装飾2025

    五月三日(土)の横浜は、前日の嵐の様な雷雨が嘘の様に朝から晴れ渡り、最高の行楽日よりになりました。こうした好天の日は、横浜山手界隈の散策が、とても気持ちが良い滅多にない機会です。そこでネット情報で調べたら、全部で七館ある「横浜西洋館」では、一斉に「端午の節句関係の展示会」を開催中であることが分かり、急いで出掛ける支度をしました。

「端午の節句関係の展示会」
 【開催期間】5月 2日(金)~5月 6日(火)9:30~17:00  

【会場】横浜・山手西洋館全7館
【日時】2025.5.3.(土)11h頃〜16:30頃

①ブラフ18番館
「ブラフの丘舞い上がる鯉のぼり 未来に夢のせ宇宙へ」
装飾:ちりめん工房 千Friends 監修:木藤 を代子

 

②外交官の家
「菖蒲薫る節句の宴~幸せな未来を願って~」
装飾:島津 まどか&M Lily Member's

 

③ベーリック・ホール
「和と洋で紡ぐ端午の節句」
装飾:松島 理恵子 Atelier Class・GINZA Stair Class 

 

④エリスマン邸
「立夏のつどい」~こどもらの健やかな成長を祝う「端午節」~装飾:柏木 真知子

 

⑤山手234番館
「端午の節句 帯アートと花で」
装飾:帯アート作家  山本 修子
 帯アートクリエーター 山本 かすみ 

 

⑥横浜イギリス館
「端午節~繋がり伝える日本の文化~」
装飾:竹内 薫&チームALICE

 

⑦山手111番館
「ハレの日の楽しいテーブル」
装飾:脇 恭子(ilodoli)
協力:児玉 祐子(atelier 祐)

 

【展示の模様】

    横浜山手地区に行く最寄りの駅は、JR根岸線(京浜東北線の横浜以南を根岸線と呼んでいます)、元町駅か石川町駅で、そこから丘の上の高台まで。徒歩で登って行きます。根岸駅、桜木町駅、保土ヶ谷駅から丘の上を通るバスもありますが、バス停も時刻も調べないと分からないし、この時期大変な混雑の様です。(自家用車は、山手の丘の上に駐車場が殆ど無いので、無理でしょう)

    今回は①,②,・・・の順に見るため、①が近い石川町駅で下車しました。駅から20mも歩くとダラダラ坂に差し掛かりました。ダラダラと言っても結構傾斜もきついし、距離もあるので楽では有りません。でも割りと早く①のブラフ館の入口が坂の途中に見えてきました。入り口は、坂に向かって右手にあり、そこ迄の右手の石垣には、薔薇の花が植えてあって、綺麗でした。

①【ブラフ18番館】
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入口を入るとすぐに急な階段になりました。
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「ブラフ」とは、崖の意味です。確かに目の下の崖下に民家が見えます。ブラフ館の入り口には、「端午の節句関係の展示会」のチラシが張ってありました。
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ピアノもありました。国産の最初のメーカーによるものらしい。
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書斎には本棚がしつらえて有り、本棚にはかなりの書籍が並んでいました。どんな本かな?と思い見てみたら、主に横浜市に関係ある書籍が、多く並んでいました。後で聞いたら大きなテーブルに椅子が複数置いてあり、そこに座って読書してもいいみたい。知らなかったので、立ったまま一冊手にとって、飛ばし読みしたら、中々現代にも通ずることがあって興味深く、つい時間を忘れて読んでしまいました。何代か前の横浜市長だった飛鳥田さんの書いた本もありました。戦中、駿河台の明治大学生だった頃、日本軍が益々自由を迫害していった状況を、自分のエピソードを交えて描いたり、奥さんとの馴れ初めや法曹の頃の話し、その後政治家に転身し市長や野党党首だった頃とか、中国の中共政府の政治家に関してなど、面白ろかったので、買い求め様と思ったのですが、何十年もたっているので、横浜市の図書館に今度訊いて見ようと思っています。

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窓から見る外の景色も緑が映えていいものでした。

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次の②外交官の家には、表庭には多くのバラなどの花々が咲いていました。しかし驚きだったのは、建物の裏側が大庭園になっていたことです。イタリア山庭園と名付けられて、中央には、大きな噴水と流れる水辺の周りは、対称性を有した幾何学的形状に植栽がなされていて、何故かアルハンブラの庭園を思い出してしまいました。
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イタリア山庭園から建物を迂回して前庭に出ると、マロニエの花でしょうか、綺麗な花が咲いている木がありました。その他は、芝生の庭に薔薇が多く咲いていました。

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建物の玄関で、靴を脱ぎスリッパに履き替えます。張られていた説明紙によれば、建物は、東京にあったものを、この場所に移設したものの様でした。元は洋館と和式建築とがあって両者は、廊下で接続していたものを、洋館のみ移設したとのことでした。

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ここで得たパンフレットに音楽会の案内が有りました。次の日(5/4日曜)「エリスマン邸」で四種のギターとオカリナの演奏が行なわれるとのことです。

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今日は、②外交官の家までを見るだけで、16時近くになってしまい、エリスマン邸について翌日の演奏会のことだけを確認しに行き、③以降は見る時間が取れなくなってしまいました。

そこで③以下の西洋館は、あらためて見に来ることにしました。帰りは丁度桜木町駅前まで行くバスが来たので、それに乗って帰りました。今回は緑風薫る、暑からず寒からずの絶好の天気に恵まれ、満足した祝日でした。そうそう、5/3は、憲法記念日でした。三日の朝日朝刊には、全面広告で憲法記念日を祝っていました。

そこには、日本国憲法前文が掲載されており、久し振りに読み返しました。素直に読めば、崇高とさえ思える格調高い文章であり、その原文案は、終戦時に米国がつくったのでしょう?

この文を今の米国の為政者が若し読んだとしたら、どんなにか面白いコメントが、出てくるのでしょうか?戦勝国、米国でさえ出来ていない、平等で自由な国家、それを敗戦国日本が、実現しようとするのですから、世の中は何と皮肉なものでしょう。よもや平等や 自由にも課税されることはないでしょうね。