HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日で四月はお終いです

 今日(4/30)は四月の末日、明日からは5月、皐月です。皐月の花が華やかに咲く時期です。そして五月と言えばゴールデンウィーク、でも今年は日にち回りが良く無くて連休があまり続かないのです。続くのは5/3~5/6の後半のみで前半の四月最後の日にちまでは、自主的な休みにしないと連休になりませんでした。連休中は何処も混んでいるので、年と共に余り外出をしなくなって来ています。でも若い人や小さい子供連れでの行楽は、人生の大きな喜びであることは分かります。今日は何処の駅でも混んでいて、連休の人出は今年も凄いなと思っていたら、東海道新幹線が事故でストップしていたニュースが飛び込んできました。しかもかなりの長時間、それで駅に益々人が溜まってしまっていたのですね。原因は架線に蛇が絡まってショート、停電したとの報道がされていました。それを聞いて思い出したのが、十二支十干です。今日4月30日は、十二支十干では、「己巳(つちのとみ)」の日なのです。この日は本来、一年に6回程度しか無い、運が向く(特に金運など)良い日とされています。しかし旅行客にとって大災難だったのは何故なのか少し考えてみると、このいい日でも、してはいけない事や避けるべきことが、大安の日等と同様に存在し、一言で言うと、「人間関係を崩す恐れのある行い」例えば貸借金行為、誹謗中傷、等々。(別にその様な非科学的力学が世の中の事象に作用するとは考えにくいですが、)古今東西、人知を超えた力が働く場合があることは否定出来ません。十二支十干は古代中国の易と同様に長い歴史を有していて、現代でも生き続けていること自体、自然の摂理と言うか大きな何かを漠然とでも考えてしまいます。紀元前4世紀、古代中国の思想家だった「壮子」は、事象の本質を端的に表現した人でした。「夢に胡蝶となる」の言葉は有名ですね。彼には次の言葉も有ります。   

      「蛇の蜊 蝉の翼」

「即ち、蛇のウロコや蝉の羽根の様に、体に付いているものとその本体との関係において、❝蛇の体自体や蝉の体は、自分の本体があるから動いたり飛んだり出来るのだと思うかもしれない。一方、ウロコや羽根の方は、自分たちが有ってこそ動いたり飛んだり出来るのだ❞と独りよがりに考えるかも知れないが、どちらも正しいとは言えない。同様に人間社会も自分の活動で動いている、と人は考えるかも知れないが、実は何等かの別力によって動かされているのかも知れない。」

 新幹線は、JR東海の運転制御により動くとばかり思っていたゴールデンウィークの旅行客の皆さんも、たった一匹の蛇によって、自分たちの行動まで左右されるなんて???と想定外の力の作用を感じたかも知れません。こうしたことを考えさせる四月最後の日でした。