【主催者言】
ウィーン・フィルのメンバーやウィーンを中心とする歴史ある楽団の世界最高レベルの演奏家30名が集結した室内オーケストラ。
「ウィーンの魔法に身をゆだねて」をテーマに、3種類のプログラムをご用意しました。
プログラムAは《芳しいウィーンの薫りをあなたに》
プログラムBは《愉悦のウィーン古典派 モーツァルトとベートーヴェンの調べ》
プログラムCは《壮麗なマーラーに抱かれて》
このツアーのためだけに特別編成された、30名の精鋭によるダイナミックな演奏を、そしてスペシャルな共演者による演奏をどうぞお楽しみください。
【日時】2025.5.23.(水)19:00~
【会場】サントリーホール
【管弦楽】トヨタ・マスター・プレイヤーズ イン,ウィーン 《構成員 計30名》
※はウィーンフィル歴奏者(客演歴奏者は除く)
<Vn.>フォルクハルト・シュトイデ(※)、ミラン・セテナ(※)、ホルガー・グロー(※)、ヴィルジニー・ビュスカイユ。ミヒャール・マチャシチック、シュケルツェン・ドリ(※)、アンドレアス・ノイフェルド、ラヘル・リリング、マリアン・ガスパー、
<Va.>エルマー・ランダラー(※)、ペター・サガイシェック、ロマン・ベルンハルト、
<Vc.>ペーテル・ソモダリ(※)、エディソン・パシュコ、エリック・ウメンホッファー、
<Cb.>ヨゼフ・ニーダーハマー、ミヒャエル・ブラーデラー(※)、
<Fl.>エルヴィン・クランバウアー、マティアス・シュルツーアイグナー、
<Ob.>ヘルベルト・マデルターナー(※)、ベルハルト・ハインリヒス、
<Cl.>アンドレア・ゲッチュ(※)、ペーター・ロイットナー、
<Fg.>ダヴィット・ザイデル、ビアンカ・シュースター、
<Hrn.>ロナルド・ヤネツィック(※)、ヤン・ヤンコヴィッチ(※)、
<Trmp.>ステファン・ハイメル(※)、ゲルハルト・ベルンドル、
<Timp.>ミヒャエル・ヴラダー
過半数はウィーンフィルに在籍及び客員した奏者から成ります。
【指揮】 ー
【独奏】フォルクハルト・シュトイデ(Vn.)
ウィーンフィル・コンマス
今回の演奏団芸術監督
<MESSAG>
親愛なる皆様、トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンのコンサートにようこそお越しくださいました! 日本で皆様のために演奏できることを心より嬉しく思っております。私たちにとって、トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンとしての演奏は、毎年恒例の大切な機会であり、音楽活動の中でも特別な意味をもつ瞬間です。
現代の世界では、信頼や安定、継続性を感じることが少なくなっているように思えます。しかし、ここ日本では、温かく、心のこもったおもてなしや、クラシック音楽への深い愛情と情熱を感じることができ、非常に感謝しております。このような素晴らしい皆様と出会い、演奏をお届けできることは、私たちにとって非常に貴重な特別な経験です。
音楽は、単に作曲理論に基づいた音の並びや、ハーモニーに過ぎないと考えることもできます。しかし、音楽はそれ以上のものであり、夢や情熱、感情を表現し、私たち人間に深い美しさや、哲学的な教え、心の安らぎをもたらしてくれる力を持っています。音楽は、言葉と同じように、私たちが感じるすべてのものを伝えるための大切な存在だと信じています。
皆様とともに、この音楽の世界をともに深く感じ、楽しんでいきたいと思ってます。
【曲目】プログラムB
①モーツァルト((1750-1791))『オペラ『後宮からの逃走』序曲 K. 384』
(曲について)
心躍る調べ、打楽器の賑やかな音響がホールを満たす、セーファルトがウィーンを拠点とするようになって最初に手がけた人気オペラ、それが異国の象徴トルコを舞台とした「恋人救出劇「後宮からの逃走(または後宮からの誘拐)」で、劇中のメロディを巧みに構成した序曲はコンサートの華でもある。ドイツ語の台詞を持つこのオペラは1782年夏にウィーンの宮廷ブルク劇場で初演された。
~スペインの貴族ベルモンテの婚約者コンスタンツェ、その侍女プロンデ(ブロンドヒュン)、ベルモンテの召使いペドリッロの三人は、海賊の手に落ちトルコに売られ、太守セリムの後宮に軟禁されている。コンスタンツェらを救うべく、ベルモンテはトルコの宮殿にやってきた。太守の番人オスミンの妨害にあいながらも、最後は太守の慈悲によりベルモンテとコンスタンツェたちは救われる~というお話。1782年初演。
②モーツアルト『ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218』
(曲について)
冒頭、付点音符を交えた行進曲風のフレーズが聴こえてくる。モーツァルトお気に入りのフレーズだ 。1775年、19歳のモーツァルトは故郷ザルツブルクで4曲のヴァイオリン協奏曲を創った。
近年演奏の機会が増えてきた第2番ニ長調、コンクール予選やオーディションの定番でもある第3番ト長調、 冒頭のフレーズゆえにかつては「軍隊風」と呼ばれた第4番ニ長調、それに第5番イ長調「トルコ風」の4曲で。 いずれもヴァイオリンの開放弦に則した調性で創られている。創作の背景については何も分かっていない。
ヴァイオリンの教則本も着した父レオポルト・モーツァルト(1719-1787)のもとで学び、肩書だけは立派なザルツブルク宮廷の楽師長(コンサートマスター)に迎えられていたウォルフガング少年は、さて誰のために、何のためにヴァイオリン協奏曲を書いたのか。自分で弾くためだろうか。それとも19歳年上の親友ミヒャエル・ハイドン (1737-1806 ヨーゼフ・ハイドンの弟) へのプレゼント?以前はザルツブルク宮廷楽団のイタリア人コンサートマスター、アントニオ・ブルネッティのために書かれたと解説されることが多かった。 曲の最後が静かに終わる、あるいは冗談めいた調べや意表をつく楽想も際立つことから、厳格な古典音楽主義者だった父レオポルトや、何かと折りあいの悪かったザルツブルクのコロレド大司教へのモーツァルトー流の皮肉、遊び心に見せかけた、ささやかな反抗心だったかも知れない。
③ベートーヴェン (1770~1827) 劇音楽『エグモント序曲Op.84』
(曲について)
フェルマータや休符を交えたおごそかな序奏からして胸をうつ。緊迫感や闘争性が見え隠れするアレグロの主部、それに烈しいコーダ(終結部)も私たちを魅了してやまない。
エグモントとは、16世紀オランダ独立戦争の際に反体制の烙印を押され、処刑された民衆派のエフモント伯のこと。この実在の貴族は、1780年代後半に文豪ゲーテの戯曲「エグモント伯爵」によって知られるようになった。
ウィーンに駐留していたナポレオン軍が撤退を始めた1809年夏、かねてからゲーテを愛読していたウィーンの宮廷劇場支配人が、ベートーヴェンに劇付随音楽の作曲を依頼する。
自由と正義のために暴政と闘ったフランドルの悲劇の英雄「エグモント伯爵」。彼の生き様を描いたゲーテの戯曲が、時代も次代も切り拓くベートーヴェンの創作心を鼓舞したことは想像に難くない。
④ベートーヴェン『交響曲 第1番 ハ長調 Op.21』
(曲について)
魔法のような序奏が聴こえてくる。ハ長調という調性を掲げながらも、すぐにドミソを響かせない作曲家。一方主部は、ベートーヴェンが生涯に渡って愛したアレグロ・コン・プリオ(活き活きと速く)だ。
鍵盤の名手としてすでにウィーンで名声を博していたベートーヴェンは、1800年4月、諸先輩作曲家の音楽が息づく宮廷ブルク劇場で、自主コンサートを開催する許可を得た。ベートーヴェン、そのとき29歳。満を持して書き上げた新作交響曲、つまり第1番ハ長調が公演のメインだった。ウィーンを訪れたライプツィヒ一般音楽新聞記者の評に次のようなくだりがある。
「最後に演奏されたベートーヴェンの交響曲は芸術性、独創性が豊かだ。発想いい。しかし管楽器が数多く使われ過ぎている。そのため、交響曲というよりは管楽合奏曲のような印象を受けた」。
本管楽器各2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦楽という陣容は当時「大編成」だったのだ。
古典派交響曲の緩徐楽章としては破格のダイナミクスをもつ第2楽章も、フーガの技法、ディンパニの用法を含めて衝撃的だったはずである。第3楽章はメヌエットという名のスケルツォで、これは作曲者一流のジョーク。 そして第1ヴァイオリンが音階の音をひとつずつ増やす第4楽章の序奏に驚く。鮮やかに駆け抜ける主部がまた絶品だ。
【室内オーケストラの編成】Fl.(2) Ob.(2) Cl.(2) Fg.(2) Hrn.(2) Trmp.(2) Timp.(1)
1Vn.(5) 2Vn.(4) Va(3) Vc.(3) Cb.(2) 二管編成弦楽五部 5型
※前半の管楽器はFl.(1) Ob.(1) Cl.Hrn.(2)の 4名のみ
【演奏の模様】
この演奏会に行くことにしたのは、昨年のウィーンフィルの演奏を聴いた時、コンマスのフォルクハルト・シュトイデがVn.部門を引張って、エネルギシュな演奏を一貫して行い、結果管弦楽全体の成果に大きく貢献している様子がまざまざと感じられ、又小編成での彼の演奏とソロ演奏は聴いた事が無かったので、今年11月のウィーンフィル来日に先駆けた演奏を聴こうと思ったからです。
本演奏に入る前に、女性スタッフが出て来て、「亡くなられたウィーンフイル関係者(良く聞こえなかった)の追悼の演奏をします。拍手はしないで下さい。」といった趣旨の事を言って、「G線上のアリア」を弾き出しました。短い時間でしたが、会場はしんみりとしていました。
①モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』序曲 K. 384
モーツァルトの曲は、大抵聴いていてすんなり心に滲み込んで来て、自分にとっては親和性の高い曲ばかりです(ただレクイエムを初めて聞いた時は、若干の違和感が有りましたが、今ではそれも親和感に変わりました。)本曲も何回となく聴いていますが、小編成にしては、通常の室内オケよりかなりの大音を立てて(特にシュトイデ牽引のVn.部門が踏ん張って)、(ウィーンフィルとは比較出来ないですが)昔の編成に近い演奏団に依っても、この曲の素晴らしさは価値が減殺しないことが確認されました。(昔は楽器も違っていたでしょうけれど。)
②モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218
〇全三楽章構成
第1楽章:Allegro
第2楽章:Andante Cantabile
第3楽章:Rondo, Andante grazioso
モーツァルトのVn.コンチェルトは演奏会でもちょくちょく演奏されますし、又かと思いがちですが、全部で五曲のコンチェルトがあって、それらが等しく演奏される訳ではなく、3番とか5番の演奏機会が多い気がします。今回は4番です。1番~5番、それぞれモーツァルト風の匂いが芬々とする、どれをとっても素晴らしい天才性を感じる曲達なのですが、、この4番は少し馴染みが薄いかも知れません。しかし何れの楽章にもカデンツァを含み、シュトイデの演奏は、特にカデンツァ部で素晴らしい重音演奏を見せました。勿論その他の箇所でも、高音域は煌めく生き生きとした調べを広いホール一杯に響かせていたし、低音域の調べでは重厚な深い演奏をしていました。この次はウィーンフィルの演奏の時を期待して楽しみに待ちましょう。
《20分の休憩》
前半抜けていた管楽器奏者8名が入り、皆揃いました。
③ベートーヴェン『エグモント』序曲
上記(曲について)にある様にこの曲は歌劇の序曲で10分程度の短い演奏でした。しかし短い割には、ドラマ性を帯びたダイナミックな響きが全面に出されたベートーヴェンの秀作です。この楽団は小編成にしては、十分過ぎる大きなアンサンブルの響きを発していて、シュトイデが牽引するVn.アンサンブルはパワフルそのもの、繊細な弱音アンサンブルも言うこと無しです。合いの手を入れる木管もタイミング良く美しい調べで合いの手を入れていました。中盤からの劇的に上行して、激情を徐々に顕わにするこの曲の一大聞かせ場も十分な聴き応えが有りました。
④ベートーヴェン『交響曲第1番 ハ長調 Op. 21』
〇全四楽章構成
第1楽章:Adajio molto /Allegro con brioア
第2楽章:Andante cantabile con moto
第3楽章:Allegro molto e vivace
第4楽章:Adagio - Allegro molto e vivace
この曲はベートーヴェンの最初の交響曲で、九つの交響曲の内では人気は低い方かもしれませんが、彼がこれから大飛躍する端緒、切っ掛けとなった重要な曲との見方もあります。確かに、最初の少し間延びした管の音に続く、弦楽アンサンブルのジャジャジャン, ジャジャジャ ジャジャジャジャ ジャ, ジャンジャンジャーンというキザミ奏の展開は、その後の発展形を連想させますし、最初から20人の奏者の息はピッタリしたもので、コンマスがこの速いキザミ奏から引っ張って行きました、と言うよりVn.部門は、次の2楽章も含め、シュトイデの一人舞台の感もありました。また第2楽章では、2Vn.のソロ⇒Vc.+Va.⇒1Vn.と遷移するフガートは、その後のベートーヴェンの曲でのフーガの技法の展開を予想させるものでした。速雄テンポで推移した第三楽章後半では、木管とVn.アンサンブルのリズムが変化するのも面白く、1Vn.のキザミ奏が次第にクレッシエンドして時々盛り上がるもすぐ収まり繰り返していました。
最終楽章、途切れ途切れのVn.の音が何回か鳴った後、突如快速特急で弦楽奏がスタート、この辺りの楽団のアウンの一致と言うか呼吸はピッタリンとしていました。この楽章もVn.部門、就中コンマスの響かす調べが主導を取っていて牽引していて、これは昨年聴いたウィーンフィルのあの大編成の1Vn.アンサンブルに置いても同様だったのですから、むべなるかなの感がします。4人前位の音を出しているのでは?
何れにせよ今回の室内オーケストラは、小編成の不利を全く感じさせないパワフルな演奏で、聴衆を魅了したと思います。
音が止むと同時に、空席が目立つ大ホールからは大きな拍手が有りました。(空席と言っても半分以上は埋っていた様な気もします。20人の奏者ですから、ウィーンフィルが80人規模とすれば1/4ですから、1/2席が埋まったとして、かなりの集客力のある人気演奏会だったと言えるのではないでしょうか)
鳴り止まぬ拍手に応えてアンコール演奏が有りました。しかも二回です。
《アンコール曲》
①ヨゼフ・シュトラウス『Waltzディナミーデン』
冒頭のゆったりしたスタートを聴くと、一体何の曲か?と思いました。しかし第二パッセッジで明確なワルツのリズムに乗ってどこかで聴いた事のあるウィンナーワルツが流れます。アー、NHKのニューイアーコンサートで聴いたかな?、いやもっと身近に聞いた事が有ったような。そうあれは「ばらの騎士」でオックス男爵がワルツのステップを踏みながら歌っていた曲です。参考まで文末にノット・東響の『バラの騎士』を聴いた時の記録を(抜粋再掲)して置きました。
②J.シュトラウスⅡ『ポルカ シュネル《ハンガリー万歳》』
ニューイアコンサートの最終場面の様に、最後、奏者が一斉に「ハンガリー万歳」と大声で叫んで終了しました。
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ノット・東響/R.シュトラウス「ばらの騎士」at ミューザを聴く
【日時】2024.12.15.(日)14:00~18:00(終演予定)
【演目】R.シュトラウス「ばらの騎士」全三幕(演奏会形式)独語上演/日本語字幕
【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール
【所要時間】第1幕(74分)休憩(20分)第2幕(60分)休憩(20分)第3幕(66分)4時間。
【管弦楽】東京交響楽団
【指揮】ジョナサン・ノット
【合唱】二期会合唱団
【演出監修】サー・トーマス・アレン
【登場人物】
元帥夫人(S): 陸軍元帥の妻、貴婦人
オックス男爵(Bs): 好色な田舎貴族
オクタヴィアン(Ms):伯爵家の若き貴公子
ゾフィー(S): オックス男爵の婚約者
ファーニナル(Br): 新興貴族、ゾフィーの父
他。
【キャスト】
〇元帥夫人:ミア・パーション (ソプラノ)
〇オクタヴィアン:カトリオーナ・モリソン(メゾ・ソプラノ)
〇エルザ・ブノワ (ソプラノ)
〇オックス男爵 :アルベルト・ペーゼンドルファー(バス)
〇ファーニナル:マルクス・アイヒェ(バリトン)
・マリアンネ/帽子屋:渡邊仁美(ソプラノ)
・ヴァルツァッキ:澤武紀行(テノール)
・アンニーナ:中島郁子(メゾソプラノ)
・警部/公証人:河野鉄平(バス)
・元帥家執事/料理屋の主人:髙梨英次郎(テノール)
・テノール歌手:村上公太(テノール)
・動物売り/ファーニナル家執事:下村将太(テノール)
【粗筋】 ~割愛~
【上演の模様】
《第一幕》
~割愛~
《第二幕》
~中略〜
第2幕後半で、オクタヴィアンに腕を切られたオックス男爵と、ゾフイーの父親ファーニナルが登場、娘の婚約者のオックス男爵に詫びて歌います。ファーニナル役のマルクス・アイヒェはここで初めて(だったと思うのですが)歌うのですが、そのバリトンの歌声は、そこまでの他の歌手の活躍の影に隠れて、バリトンの素晴らしさを発揮する機会が少なかったのではないかと思います。勿論重みのあるベースの上に時には軽めの声に変化する技術など百戦錬磨の経験から発していると思われます。彼がオックス男爵にお酒を薦める場面から男爵役ベーゼンドルファーが、機嫌を直して歌う場面があります(オックス男爵のワルツ)。通称『ばらの騎士のワルツ』で知られる処ですが、ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ『ディナミーデン』をもとにした旋律です。R.シュトラウスはこの『ばらの騎士のワルツ』は、ウィーンの陽気な天才(ヨゼフ・シュトラウス)を思い浮かべて作曲した様です。オックス男爵の演技は踊りも振りも、手練れの為す技と言った感じで、歌は勿論益々調子に乗ってきた感じ、怪我を負わせられたにもかかわらず、人がいいのでしょうね。口ほどでもありません。根っからの悪人ではないのでしょう。
~以下割愛~