~アカペラサークルEmoHill ライブコンサート~
【日時】2025.2.13.(木)16:30~
【会場】横浜市神奈川区カナックホール
【出演】専修大学アカペラサークルEmoHill
【主催】専修大学公認サークル
【曲目】以下の三部構成、各部間には休憩が挟まれます。
《第一部》
⚪OP曲『ワイルドアットハート/嵐』
⚪solot『Daft Punk/Pentatonix Perfume medley /Pentatonix』
⚪廻天ソウル『ふっかつのじゅもん』
『イコール /sumika』
⚪玲瓏『スパークル /RADWIMPS』『
『This Love /アンジェラ・アキ』
・・・15分休憩・・・
《第二部》
⚪中間曲『みんながみんな英雄/AI』
⚪QUMPO『私のままで/SHISHAMO』
『ねぇ、/SHISHAMO』
⚪genio 『レイディ・ブルース /LUCKY TAPES 』
⚪兆越 『熱波 DE サウナ / ソナーポケット』『GO★GO!! サウナ /ゆず』
・・・15分休憩・・・
《第三部》>
⚪JEA SKY『年下の男の子/キャンディーズ』『学園天国/フィンガーズ』
⚪Cat『みなと/スピッツ』『RAIN/SEKAI NO OWARI』
⚪初恋Martory『初恋サイダー/Buono!』『絶対アイドル辞めないで/=LOVE』
⚪逡春 『春愁/Mrs.GREENAPPLE』『正解/RADWIMPS』
⚪ED曲 『陽はまた昇るから/緑黄色社会』
《バンド》SoLot
(メンバー)八尋詢香 鈴木明 猫本哲史 田村粋 内藤柚希
【出演等】
【演奏の模様】
今回の会場「カナックホール」には、1月下旬に新日フィルの弦奏者達の室内楽を聴きに行った時、初めて行きました。京浜東北線の東神奈川駅直結(ビル外のデッキで繋がっています)なので便利なことと、その時見た予告演奏会に今回の「EmoHill Winter Live 2025 “閃律”」という意味不明のタイトルのコンサートが目に留まり、どうも都内大学生他による「アカペラ」のコーラスの様なので、又聞きに行こうと思っていたのですが、開演は6:30からと勘違いしてしまい、会場に着いた時には、既に始まっていました。<第一部>は終了に近くその後の休憩後の<第二部>から聴くことに。
会場で入場手続きをしてプログラムを求めたら、すべてペーパーレスで電子化していると言います。即ち受付に大きなQRコードが張り出されていて、それを読み込むと、コンサートの総てが、スマホにphoto 形式で表示される仕組みでした。道理でH.P.にもWEBにもプログラムが見つからなかった訳です。曲目を見て初めて、クラシックでなくて、J-ポップスのアカペラ演奏だと分かりました。引き返そうかなとも思ったのですが、かといってわざわざ聴きに来たのですから、どういう風なものか聴いてみようと思いました。
従って、オーケストラ演奏会等で禁止の放送がいつもなされている、スマホシャットダウンとは逆で、スマホを見ながらの鑑賞でした。演奏者の多くは普通大学の現役の学生で、OB、OGが混じっていたかも知れません。演奏会の進行は、三部から構成されており、各部の合間に休憩がありましたが、第一部は聴けなくて、第二部と第三部を聴きました。各部ともアカペラで歌うチームというかグループが3組乃至4組が歌い、各組二曲づつ歌いました。それ以外に、各部に別の一曲演奏が張り付けてあり、第一部では「OP」即ちオープニングの歌、第二部では「中間曲」、第三部では「ED曲」、即ちEnding Songがそれでした。数えてみると3+3+4=10のそれぞれ名称を付けたグループが、J-POPSをアカペラで歌いました。バンドがついていた模様でバックヤードで曲を弾いていたか或いは演奏の録音かも?出退場の際にPAを通して音楽が鳴らされていました。歌った状況は、大体皆さん音楽には、ずぶの素人といった風の演奏者がかなり多い模様で、こうした類いのコンサートに、上手い下手という観点から言及するのはお門違いですので、細かいことは申しませんが、どのグループも非常に楽しく、若さ一杯の元気な様子。青春の輝く光を放ちながら歌を腹一杯吸い込んで、また吐き出している姿は、音楽の持つ大きな一面を見る思いでした。やはり、音楽を楽しむことは、何よりも重要な側面かも知れません。恐らく演奏された皆さんは、こうした経験、思い出を胸に今後社会人となって様々な分野で奮闘されて行くことでしょう。夜この記録を自室で書いていたら、階下から、上さんが「ご飯が出来たわよ」
と叫ぶ声がしました。食卓には、上さんが揚げた魚のフライが、大皿に山盛り積んでありました。テレビでなく、ラジオをつけていました。NHKFMの19時からの「クラシック迷宮・・」という片山杜秀さん解説の音楽番組でした。色々話していましたが、ご飯を食べながら、上さんは、しみじみとした顔つきで流れる歌を聴いています。確かに今風ではない歌、懐かしのメロディといった感じです。誰が歌っているの?と訊いたら「本田路津子」とのことでした。何十年も前に美声で一世を風靡した歌手です。突如として引退して、がっかりした国民も多くいたでしょう。外国人と結婚して日本を離れたみたい。その後十数年が経った頃、今住んでいる近くの教会でのコンサートのチラシがポストに入っていて、何と彼女の名前が書いてありました。早速二人で聴きに行ったのですが、教会関係、賛美歌中心の歌が多く、流石に最盛期の歌声からは衰えがみえました。でも往年の美声の片鱗はみられ、思いがけなく、目の前でのコンサートを楽しむことが出来ました。風の便りによれば、ご主人は神父さんで、外国(恐らく米国)で、布教活動の一翼を歌で担っているらしいです。余りにも清らかで美しい歌声なので、きっと神の耳にも届き、神に召された(亡くなったという意味ではありませんよ)のかも知れないと勝手に解釈しています。
最近は、割りと若い人の演奏を聴く機会が多く、明日日曜日には、若手の将来期待が大きい伸び盛りのピアニストの音楽会を聴きに行きます。