HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

クリスマスイーヴの食事

 12月24日(火)はクリスマス・イーヴ。その日の午後東京文化会館の都響・第九演奏会に行った後で、友人(男性:うちの上さんより古い付き合いです)と待合わせし、夕食を取りながら、旧交を温めました。今回の第九演奏会はスタートが14時からだったので、16時前には演奏が終了し、その後どこに行こうかと話ししている内に、彼が待合わせ時間に少し遅れて来たのは、弓の矢場から直行しようと思っていたのだけれど、少し手間取ってしまった、と話すのを聞いて、今朝見た朝日新聞の記事を思い出したのです。記事と言うか天声人語です。友人は和弓を、台東区内にある野外弓道場で、最近は頻繁に練習と言うか筋トレ法の一環として行っているらしいのですが、天声人語では、「ウィリアム・テル」の事を書いていました。つまりその作曲者であるロッシーニの事です。この記事冒頭は分脈的に??なのです。何故か冒頭で、❝クリスマス・・・(中略)・・・代表格はローストチキンとケーキだが、気になるのがフォアグラとトリュフを載せた「ロッシーニ風ステーキ」だ❞と書いています。クリスマス=ローストチキン&ケーキは全く問題ないのですが、この二つの食べ物からどうして「ロッシーニ風ステーキ」が気になるのか分からない。その次の文で、「ロッシーニ風」で思い浮かぶのは、19世紀の作曲家ジョアキーノ・ロッシーニだ。と有りますがこれは既に「ロッシーニ」の料理名が出て来ているので、作曲家名が浮かぶのは当たり前です。後半を読み進むと、何のことない❝37歳で「ウィリアム・テル」を発表した後、オペラの筆を折った。晩年を過ごしたフランスで晩餐会や音楽の夜会を開き、ピアノ曲などで楽しませた。❞と言いたいがため、冒頭の不自然な連想を思い浮かべた様です。(実際はその連想の流れは逆ではなかったか?つまりロッシーニの早期退職・引退=フランス料理のグルメ生活から調べて「トリュフ」や「ロッシーニ風ステーキ」が連想され、そして時節柄クリスマスのローストチキンとケーキと関連付けたのだと思います。)それはそうと、友人の弓練習の話から最近見た新国立劇場のウィリアムテルを思い出し、そして朝方の天声人語の記事を思い出し、クリスマス・イーヴの食事に「ロッシーニ風ステーキ」を食べて見たくなった、自分の連想は極く自然だったかも知れません。しかも天声人語には❝「ロッシーニ風ステーキ」=バブル期に人気⇒いまやファミレスのメニューにも載っている❞との記載があったので、ファミレスだったら比較的安価だろうと思って調べました、何処のファミレスなのか?そしたら分かりました、ファミレスの「Denny's」に有りました。そのウェッブトップ画面に「10年ぶりにロッシーニ風の登場!フレンチの名店「ルカンケ」古谷壮一シェフ監修メニュー」と、でかでかと宣伝しているのです。早速上野から近いアキバのヨドバシ近くのデニーズに行った次第です。料理は「ロッシーニ風フィレステーキ」単品もあったのですが、その他のフランス料理二品との三品セットがお得だという事でした。その三品と飲み物を頼み、主に健康に関する事、食生活と病気の事、それから彼が外孫の小学校運動会に行ったらしく、その時の様子など、音楽には関係ない話題ばかりで、小一時間話し込んでから、バイバイしたのでした。料金は一人4~5千円で、美味しい割りにはリーズナブルと言うか格安の値段でした。


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ロッシーニ風フィレステーキ。


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彩り野菜のミニ米粉のガレット、

 

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牡蠣のガーリックバター