今週月曜日(11/2 月・祝)の晴天の日、横浜山手イギリス館の「ローズコンサート」を聴きに行きましたが、イギリス館は、「みなとの見える丘公園」などに隣接しています。コンサートの後、これらのバラ園等を散策したので、以下にその模様を記します。
イギリス館の2階には数は少ないですが、洋室等が公開されていて、戦前の欧州人達の往時の生活環境の雰囲気が偲ばれます。
イギリス館の外観も、昭和初期に英国総領事公邸として建てられた威厳を保っています。出入口の門のすぐ前には、沿道に洋館などが軒を連
らねる片側一車線の「山手本通り」が伸びています。
今回の「ローズコンサート」の名称の所以は、(開催ホールのイギリス館の庭にも、バラの花は咲いていますが、)隣接する「みなとの見える丘公園」には、広い「ローズガーデン」があるからでしょう。そちらも見に行きました。
イギリス館の前の「山手本通り」を右手(北北西)に、ほんの10m程進むと「港の見える丘公園」があります。その展望台からは、ベイブリッチや横浜港のガントリークレーンが見えました。
「ローズガーデン」には、色とりどりの薔薇などの花が咲いていました。
庭園を観て写真を撮って回っていたら、日がかなり傾いてきて寒くなって来ました。秋の夕日は釣瓶落とし、と言いますから、まごまごしていると日が暮れてしまいます。急いで高台地の山手から元町方面に下りることに。途中「フランス山」と名付けられた、今は公園になっているところ(明治時代には、フランス領事館があったが、焼失し現在は基礎部分や側壁、階段の一部等が遺構として残るのみ。)を通り抜け、急な階段を下りて、元町商店街に出ました。商店街本通りから一本山手側の通りに、この界隈に来ると大抵は食事を採る「エル・エラ」というレストランがあるのですが、今回は、一人で食事する気がしなく、テイクアウトのセットが有るという張り紙が目に入ったので、Tow Box注文して、待っている間ワインをグラス一杯だけ飲み、家に持ち帰り上さんと食べました。特に肉のコンフィが、外はカリッと香ばしく中はホロっとやわらかく美味しかったです。
この日の様な天気が良くて、お洒落なコンサートが聴けて、バラ園を散策出来た日は、滅多にありません。今度は日比谷公園の菊を見に行かなくちゃ。