HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日(1/7)は人日(じんじつ)、七草粥の日です

 今日は松の内最終日(1月7日)で七草粥の日です。昔からこの寒さの中が丁度ピッタリの行事なのです。何故なら雪がある土地では、雪の下で少し芽を出し伸び始めている若菜を1月6日に摘んで7日に粥とした風習は、平安時代にも行われていたことが各種古書(例えば枕草紙)にも記載が有ります。時代を遡れば、これもまた大陸中国から伝来した風習で、古代中国、前漢(紀元前二世紀頃)時代には既に ❝「人日(じんじつ)」に「七種菜羹」を食す❞ 風習があった事が記載されています。「人日」とは1月7日のことで、3月3日の「上巳(じょうし)」、5月5日の「端午(たんご)」、7月7日の「七夕(たなばた)」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」と並び『五節供』と謂われるものなのです。現在の日本では、人日を除いた4節供(後世単に節句と表記)が「桃の節句」「菖蒲の節句」「七夕」「菊の節句」として祝われる風習です。人日も辛うじて「七草粥」の風習で名残を留めています。都会では、中々七草が採れる処は少ない代わりに、八百屋さんやスーパーで、地方産の七草粥パックが販売されているので、それを買いさえすれば、簡単に七草粥を造れます。我が家もその方式でした。f:id:hukkats:20230107221505j:image

 昨日1月6日は24節気の「小寒」でした。歴書によれば、❝小寒は旧暦十二月丑の月の正節で、新暦一月六日ごろにあたります。すでに本格的な冬の季節で、寒風と降雪に悩まされます。❞とあります。冬の季節でも、特に寒くなる時期なのです。地域によっては小寒よりも、大寒(新暦1月21日)の方が寒いと感じる処が有りますが、また別な地域によっては大寒よりも小寒の方が寒いという処もあるでしょう。要するにその年の地域の天気、気候により左右されます。幸いに関東地方では、昨日の小寒の夜は冷え込んだものの、日中は晴れ(所により曇り)で暖かく、今日1月7日(土)も快晴で風も少なく、絶好のお出かけ日和でした。雑事があったので出かけず、布団干しをしましたが。