HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

『横浜山手地区庭園・西洋館群』探訪Ⅱ

 オミクロン感染の勢いが止まらず憂鬱な昨今ですが、このところのいい天気に誘われて気分転換のため少しウォーキングしてきました。勿論出来るだけ人のいない所いない所と縫うように進むのです。丁度1年程前に今日(1/15土)と同じような動機で、横浜の山手地区にある庭園・西洋館を散策に行きました。(2021.01.27.hukkats記録『横浜山手地区庭園・西洋館群』探訪参照)。

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横浜山手西洋館(代表的なもの
その他多数あり)

 昨年は海側の元町方向から坂を上り高台の山手地区に入って、奥へ奥へ進みながら途中にあるイギリス館や、山手111番館などを見て回りました。でも時間が足りなくなって、エリスマン邸、ベーリック・ホールまで行ったら日が暮れそうになり、最後は建物外観の写真をとる時間しか無かった。館内は見れませんでした。

 そこで今回は、昨年詳しく見れなかったそれらの館と最奥にある「外交官の家」、「ブラフ18番館」を中心に見るために、前回と逆方向のルートを選びました。即ち横浜山手通りを保土ヶ谷区平楽地区の方から元町方面に進んだのです。横須賀線の保土ヶ谷駅前のバスターミナルからは上記の逆方向のルートでバスが一時間に1~2本出ています。桜木町行きのバスで1時間もの長いルートです。途中で前回の最後の方に記した家内の友人のお宅が近い平楽地区のバス停で下車、少し歩くと、『イタリア山庭園』という看板が目につきました。その方角の方に行くと、前回見られなかった「外交官の家」があり、その館の庭が、『イタリア山庭園』でした。

(正確には『ブラフ18番館』の庭でもあります。)

 保土ヶ谷からバスに乗るまで、時間を2時間ほど取り、保土ヶ谷の隣の東戸塚駅前にある「白幡神社」を拝観しました。

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 正月も過ぎ、人はほとんどいなくて、少し寂しい雰囲気でしたが、源氏の義経を祭るという社(やしろ)ですので、まだ納めていなかった残りのお札を収め、家内安全と疫病収束を祈願しました。

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正殿

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狛犬

狛犬は足で子犬を抑えていて、子孫繁栄を意味しているそうです。

それから国道1号線(一部旧東海道)を保土ヶ谷方面までウォーキング、昼近くにバス停近くに着きました。近くの小公園で家内の持たせて呉れた昼食を食しました。

バケットサンドイッチ(中にアヴォガド、生ハム、酢玉ねぎ、レタス、チーズを少量ずつ挟み、粒マスタード味付け)、トマトジュース、健康茶(Ruibos tea super high   grade +自家製ドクダミ茶ブレンド)

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小公園

 公園には誰一人いませんでしたが、食事中に鳩が一匹寄って来て、バンクズを与えると喜んで啄んでいます。他の鳩も沢山集まってくる恐れがあるなと警戒しましたが、他には一匹として集まってこない(いない)ので、仲間はずれの鳩かな?と可哀そうになり、啄んでは与え、また啄みを繰り返すうちに鳩も慣れたのかベンチに上ってすぐそばで不思議そうな目で見ていました。こんなところで一人で食べているなんて孤独な人なのかな?と言わんばかりに。不思議な連帯感?を感じました。

 昼食をとってバス停に行くと丁度良い時間で、間もなくバスが来ました。10人ほど乗っていたかな。バスは市街地を寄り道するように、右に左にと曲がりながら進み、暫く行くと大岡川に架かる橋を渡り、急坂をエンジンを吹かして上りきると、あとはなだらかな大地を、蛇の様にくねくねと進みました。左手も右手も住宅がずうと立ち並びビル化したマンションも結構多く建っています。ところどころの切れ目からは左方は崖地、右方も遠くに谷間の上に大墓地や住宅がびっちり立て込んでいる様子が見えました。

 そうして先に書いたバス停で下車、「外交官の家」を訪れた訳です。

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外交官の家

先ず館の中を見学しました。

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二階居間

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ダイニング

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二階窓から望むイタリア山庭園

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サンルーム

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木製階段

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1階浴室

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正一位外交官内田氏
(明治時代)

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外交官の家に集う関係者

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外交官発令辞令の国璽

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1階寝室

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イタリア山庭園

 

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庭園噴水と水路

水路奥の四角部には富士山が借景として僅かに見える素晴らしい庭園でした。

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赤四角部拡大写真

イタリア山庭園は建物の北側の低い土地(と言っても元町、中華街界隈から見たら❝山❞ともいえる高台ですが、)に造成されています。もう一つの庭は建物の南側にあり、面積は小さいですが良く手入れされた明るい庭です。

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日当たりは良いのですが恐らく高台で風が強いのでしょう。植栽の花木の花はほとんど無く、『残り花』が僅かに頑張って咲いていました。

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残り花1

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残り花2

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残り花3

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残り花4

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残り花5