3月、4月に入って全国のコロナ禍の影響で海外からの演奏者が出国規制、入国制限などにより来日出来なくなり、代替演奏家がたてられたり、予定されていた演奏会が延期になったり、中止になってしまったものが多くありました。中止は例えば、ニューヨーク・フィルハーモニック、ピアニストのポゴレリッチ、ネルソン・ゲルナー、ブルーノ・ゲルナルド・ゲルバー、ルガンスキー、声楽のクリスチャン・エルスナー、クリスチャン・ゲルハーヘル、オペラの『ラ・ボエーム』や『パルジ・ファル』関係外国人演奏家他。せっかく確保して置いたチケットも生かすことが出来なく残念な気が積もってしまいます。 ところが先週位から、海外の著名演奏家の来日が決定し演奏会を行うというニュースが次々と入って来たのです。
ラザレフ
①リッカルド・ムーティ指揮、オペラ「マクベス」(東京圏二日間)
② 同 、オーケストラ演奏(東京圏二日間)
③マルタ・アルゲリッチ&マイスキー デュオ演奏会(東京一日)
④ダニエル・バレンボイム ピアノリサイタル (東京二日間)
⑤アレクサンドル・ラザレフ指揮、日フィル演奏会(東京二日間)
これは音楽愛好家にとっては大変嬉しいニュースなのですが、新しい悩み・苦労のもとともなります。全部聴きたいと思っても困難性が高い。第一にほとんどの演奏会でチケット価格が非常に高価なものになること。オペラに負けない程の価格設定が多いです。第二にコスパの良いお得な座席をゲットするには、WEBやら電話やら自分の持てる手段を駆使しても、非常に困難性が高いこと。何回アクセスしても繋がらない、繋がらない、繋がったと思ったら、目的のチケットは瞬間に蒸発してしまっていて、高価格の座席しか残っていません。お金に糸目をつけることの無い程の身分ではないですし、他にオペラやらリサイタルやら室内楽演奏やら行きたいものが沢山あるのに。
あーあー何とかしなくちゃ!急に短い期間での演奏会をやるのではなく、もっと長いスパンでゆったりと来日公演して呉れれば良いものを、などとぼやく今日この頃です。