HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

今日12月1日は『映画の日』です

 大抵の映画館では、毎月1日は割引き料金で見ることが出来るのですが、特に12月1日は、年に一度の『映画の日』ということで、更に安い1000円で見られます。 

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映画「はやぶさ2」

 今日は『劇場版HAYABUSA2〜REBORN』を見てきました。鑑賞映画を選ぶ際には最近は、コロナ感染リスクを第一に優先して考え、次に何を見るか作品の選択をすることにしています。この映画は1週間限定で上映され、しかも宇宙科学関係の映画ですから、主として子供たちに夢を与えることが目的だと推測されます。従って見ることにしたのは、上映開始が18:40からの回でした。週日のかなり遅い時間帯なので観客は少ないと踏んだのです。

 映画館は、地下鉄の「北センター駅」にある港北ニュータウンの「イオンシネマ港北」です。

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ノースポートモール港北

 この映画館は駅前の「ノースポートモール港北」というデパート風のモール街の7階にありました。初めて行きましたが、バカでかいモール街でした。

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イオンシネマ港北エントランス

この映画館は、10以上もの多くのスクリーンを有していましたが、目的の映画のスクリーンに入場したら誰もいなくて、暫くして1人2人と入って来て、結局最後は観客は5人だけでした。安心して見れましたが、採算は取れませんね。他の映画で稼いでいるのでしょうか。

ストーリー

 小惑星リュウグウのカケラを持ち帰るため、再び広大な宇宙空間へ飛び立った「はやぶさ2」2年半、32億キロの距離を進み続けた孤独な旅路の末、待ち受けていたのは、想定外の「リュウグウ」の姿だった。あらゆる場所が岩で覆われ、タッチダウンに最適な、平らな場所が存在しなかったのだ。「君を”また”失ってしまうかもしれない」以前の小惑星「イトカワでの悪夢が去来する。はやぶさ2はどのように困難を乗り越え、数々のミッションを成功させていったのか。そして彼がリュウグウで見つけたものとは・・・

スタッフ
監督・シナリオ:上坂 浩光
ナレーター:篠田 三郎
音楽:酒井 義久
監修:吉川 真
制作:ライブ
宣伝協力:SPSS
配給・宣伝:ローソンエンタテインメント
協賛:NEC  大正製薬株式会社協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 
■「はやぶさ2」概要
 「はやぶさ2」は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として宇宙航空研究開発機構 で開発されたもので、今度は、比較的地球に近い小惑星 「リュウグウ」への着陸およびサンプルリターンを計画しました。「はやぶさ2」という名称は探査機を用いる小惑星探査プロジェクト名にも使われています。
最高速度: 41,760 km/h
打ち上げ日: 2014年12月3日 午後1:22 JST
費用: 164億円 (2010年)
製造:日本電気
質量: 600 kg
打ち上げ機: H-IIAロケット26号機
 
■感想
 映画は、小惑星「イトカワ」からの岩石採取に挑んだ「はやぶさ」が、失敗や故障で満身創痍になりながらも、何とか僅かな岩石サンプルを採取してミッションを果たし、地球に戻ってきた物語を前半映し出しました。後半では、リベンジするため、様々な改良を加えた「はやぶさ2」に期待をかけて、今度は、小惑星「リュウグウ」探査に送り出したのでした。
 「はやぶさ2」は打ち上げから6年経って地球近くに戻り、小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルを封入したコンテナ入りカプセルは、来週12月6日(日)に大気圏に突入し回収される予定だそうです。あと6日ですね。

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サンプルカプセルの回収概要

 

 「はやぶさ2」の岩石採取の様子に関しては、一回目は「はやぶさ2」を「リュウグウ」に着地させ、採取口の内部の上の方から弾丸を打ち込んで、飛び散った破砕岩石の採取に首尾よく成功しました。さらに二回目は、「クレータ生成実験」と称する採取方法です。これは、一回目に採取に成功した岩石は「リュウグウ」の表面にあったもので、長い年月の間に変質している可能性があるため、より深い処から変質していない岩石を採取する必要があるからなのです。何せ何十臆年も前の宇宙の一端を明らかにしようとしているのですから。この実験は、先ず小さな爆発物を「リュウグウ」に落下させて爆発させ、クレータを生成して、そこに「ハヤブサ2」を着地させ、また同様に岩石を採取する方法で、これまた成功したのです。非常に大変な大きな快挙だと思います。打ち上げから2160日、総飛行距離約526,000,000kmという気の遠くなる様な距離を飛行し、地球外物質を採取して帰還させるという、それをコントロールした日本の遠隔制御技術等の水準の高さは世界に誇って良いと思います。米、中、露、欧州は、それぞれ高度な宇宙技術を持っていますが、今回は日本独自の技術ですから、その応用の可能性は限りなく大きいでしょう。
 この探査機を作った日本電気(NEC)の製造技術は大したものですね。今朝の朝日によると、来春 NECは更なる会社の発展と向上を図って、経営トップが交代し若返る様です。NECのパソコンは昔から信頼性が高いので、私はずーとNEC製デスクトップを使っています。
 また打ち上げに使ったHⅡ型ロケットも凄いですね。ふた昔前には一時打ち上げに失敗したことも有りましたが、それを克服、このところは全戦全勝です。失敗がない。通算の成功率は90%以上というのですから、驚異的ですね。
 勿論こうした技術は、真理の追求、科学技術の発展、国民生活の向上にのみ使われなくてはなりませんし、決して軍事利用されてはならないと思います。国民の監視の目を緩めない様に気を付けましょう。
 それにしても、サンプルカプセルを地球圏に突入させた後は、「はやぶさ2」は推進噴射によりまた地球から離脱していくということの様ですが、一体その後はどうするのでしょうか?