HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

自分勝手な文化満喫の日第二弾『展覧会「KING&QUEEN展(from National Portrate  Gallery of London)」』鑑賞

 今週日曜日(10/18)まで、上野の西洋美術館で開催されていた『NATIONAL GALLERY of LONDON展』が終了し、今度は東京文化会館の南隣りにある『上野の森美術館』で、『National Portrate Gallery of London』所蔵の90点程の肖像画(絵画、写真等)から成る展覧会(2020.10.10.~2021.1.11.)が開催されました。

f:id:hukkats:20201021231206j:plain

 この美術館は、同じくロンドンにある「National Gallery of London」に隣接して立地しており(以前ロンドンで撮った写真を載せます)、およそ21万点以上の肖像画コレクションを有する世界屈指の肖像画専門美術館です。

f:id:hukkats:20201021231247j:plain

 今回の展覧会はその内、歴史的に見た英国五つの王朝に焦点を当てた肖像画を展示したものです。五王朝とはⅠ.チューダー王朝(12作品)、Ⅱ.スチュアート王朝(16作品)、Ⅲ.ハノーヴァ王朝(6作品)、Ⅳ.ヴィクトリア女王時代(11作品)、Ⅴ.ウィンザー王朝(46作品)であり、その王朝の王位継承者の肖像画を追って行けば、英国王朝の歴史の変遷を概括的に把握、理解出来るでしょう。この展覧会は上野の森美術館で開催中で、西洋美術館が他に先駆けてチケット販売した方式(日時指定の前売り券と当日券)でチケットを販売していました。10月20日は“自分勝手な文化満喫の日第一弾”として午前中、テノールリサイタルを聴き、夕方またコンサートを聴くことにしたので、午後の時間は、食事、買い物などに当てても美術館を見る時間は十分あります。当日券を求めて上野の森美術館に行きました。チケット売り場に着いたのが14:40頃、訊いてみたら入場最後のチケット15:00からのものを販売していて何枚か残っていました。あ~何と今日はラッキーなんだろう。チケットがうまく買えました。展覧会の閉館と時刻は平日が17時なので、2時間あります。かなりゆっくり見られるでしょう。そしてコンサートは19時開演なのですが、当日券販売が18時からとの情報を把握していたので、美術館を見終わってから早い夕食を取り、当日券を買えば、願っても無いことです。早速美術展のチケットを購入しました。あれはコロナ以前だったと思いますが、同じ美術館で『ゴッホ展』が開かれた時は、文化会館の音楽会に行った時美術館の前を通ると、いつも物凄い待ち行列が出来ていて、何時間も行列に並ぶのは嫌だったので、結局見ずじまいに終わってしまったことを思い出しました。今回は入場待ちの人はそれ程多くなく、10分もすると入場出来ました。館内も観客はかなり少なく、西洋美術館で見たの時の1/3もいないと思われる程でした。これだったらコロナは心配ないし、ゆっくりと見て回れると思いながら展示室に入りました。展示肖像作品の詳細は、後日五つの王朝ごとに詳しく詳報を書きますが、総じて言えることは、各王朝のKING及びQWEENの肖像画には、その顔に遺伝的類似性が見られ、やはり他人では無いなと思われたことです(勿論似ていないケースもありましたが)。例えば、エリザベスⅠ世と現在のエリザベスⅡ世は血統が異なるので似ていません。しかしエリザベスⅠ世とスコットランド女王メアリー・スチュアートは一見似ていない様ですが、そのフェイスラインはそっくりです。それもその筈、実のいとこ同志だからです。

 また英国王室にはデンマークやドイツの王家の血統を婚姻で輸血(混血)したケースが結構多いことには驚きました。それから英国王室の歴史は数回の革命などを経て、王政が廃止された歴史があり、その時の支配者クロムウェルに関しては「王に推挙されても受諾しなかった」旨の説明文が有りました。クロムウェルの死後、デスマスクをもとに作成された彫像がウェストミンスター寺院に運ばれ王冠をかざされたということが事実ならば、すんでのところで英国史に、クロムウェル王朝が出来るところだったということを意味します。そしたらその後の王統の流れ及び英国史は大きく変わることになった可能性があるかな?等と、作品をみながら思いました。

 昔英国の歴史などは本でかなり読んで分かっていた筈でしたが忘れていることも多いので、家に帰ってから英国の歴史書「イギリス史(新版全714p)大野真由美編」(山川出版社)を取り出して関係の処を読み返そうと思っています。

 見終わって外に出たら日は傾き結構寒くなっていました。美術館の前の木立をふと見ると、何本かの木に小さな花が咲いている模様。近づいて見ると細い枝に、どうも桜とおぼしき薄ピンクを帯びた白い小さな花が何十個も咲いています。

f:id:hukkats:20201021233120j:plain

 地味ですが今頃咲いているのは、今年は気温が高かったため狂い咲きしているのでしょうか?それとも河津桜の様にその季節に特化した花なのでしょうか?公園事務所に電話して訊いたところ「10月桜」と呼ばれるものの様でした。