今日から、5月の連休中に開催される「La Folle Journée」祭りのチケット販売が始まりました。5/2 5/3 5/4 及び5/1の前夜祭のタイムテーブルから、チケット購入のWEB手続きが出来るようになっています。興味のある幾つかの公演を聴こうと思って手続きしたのですが、うまくいったものも有れば、何回やってもErrorとなってしまい申し込み出来ないものがある。主催者に電話して訊いても、こちらのパソコンのせいにされて、“もう一度やってみて下さい”との回答です。公演番号145,216,336等、昨年も人気が高かった演奏者や昨年から脚光を浴びている演奏者の場合です。すでに売り切れということではありません。「先行抽選」の申し込みなのですから。勘ぐった考えですが、タイムテーブルはかなり前に出演者の出演意向を確認して作っている筈ですから、最近になって出演辞退が生じているのではなかろうか?コロナ騒ぎで。まだコンサートの中止は聞いていませんが、結構他の分野の集会などの中止や縮小開催が相次いでいますよね。
実は昨日、La Folle Journéeの会場となる国際フオーラムで「ルネ・マルタンのトークサロン」という事前説明会が開催され、何ケ月か前に手続きしてそれへの出席予定にしておりました。でも家人から「コロナ感染が新たな段階に入ったのだから、音楽会そのものでない無料説明会にまで行くことないでしょう」と言われ、それもそうだなと思って欠席しました。不特定多数の人が集まる音楽会に、一人でも感染者が自分でもそうと分からず紛れれば、感染の拡大は必至です。マスコミ報道を見ても最近、感染経路が分からない感染者が発生しています。顕在化しない感染者からあちこちで感染が広がりつつあると考えた方が正しいのでしょうか。結局日本の当局のあの程度のやり方では、抑え込むことが出来なかった訳ですから。一番怖いのは、検査しても陰性だったものが、14日経った後で再検査したら陽性になっていたケースです。その間に他と接触してうつしてしまっている可能性がある。14日というのはあくまでも平均的な目安でしょう。ウィルスに感染する、しないに関係する人間の免疫力は、人によって当然違いますから。
14日経過して陰性だったら自由に行動していいというのは如何なものでしょう?諄い様ですが、人によって15日かも知れないし16日かも知れないし逆に10日かも11日かも知れないのですから。恐らく潜伏期間を統計に取れば正規分布に近くなるかと推測されます。その最大値の14日が過ぎればOKというのは科学的な判断なのでしょうか?政策的な判断としか思えない。今後の音楽会の開催も楽観は出来ません。