今日2月3日(月)は節分、豆巻きの日です。昔は畳の家が多かったせいか、丸い大豆をほうろくで煎った自家焙煎豆を大声で巻いたものでした。でも昨今の住宅事情(特に大都市)では、余り大きな声も立てられず、うちではここ数年豆巻きの豆は殻付き南京豆を使って、静かに巻くことにしています。夜、豆巻きが済んだあとで、自家製の恵方巻きを夕食に食することにしています。この日は家内が所用で出掛けるので、前日日曜日に、材料を準備していました。本当は出来たてが一番美味しいんですが今日午前中に造って出かけた様です。造って頂けるだけで、有り難やありがたや。文句の言える立場ではありませんが。夜、殻付き南京豆をまこうとしたら、家内がやおら買い物袋から何やら取り出しました。見ると小さな袋に数個ずつ小分けにされて入っている福豆とやらで、そのまままけるとのことでした。 この豆は食べても美味しかった。
夕食の恵方巻はいつもより少し奮発して材料を買い求めた様でして、野菜類、肉類、魚類など。ありふれた材料が多いのですが、普段余り使わないものも有りました。
作成過程も自分のスマホで写真に撮っておいたみたい。
今年の恵方巻の目玉は、①ポール・ボギューズ風牛肉巻恵方巻と②サーディーンを使った恵方巻だそうです。
① はリヨンの三ツ星レストランが、東京駅大丸などで売り出した恵方巻(周りを黒毛和牛のローストビーフで囲んだもの)を参考にしたそうです。ローストビーフでは全体を取り囲めないので、回り全体を巻ける様に、黒毛和牛の薄切り肩肉で面積の大きいものを数枚、焼肉のたれ(自家製)に漬けて網焼きにし、それを使って恵方巻を巻いたようです。
② は節分に因んで、西欧料理では良く使われる「sardinいわし」を使ってみたとのことでした。匂いをまろやかにするため、梅肉(チューブ入り)を使ったそうです。
その他は以下の③~⑦の通り。
【恵方巻】
①ポール・ボギューズ風牛肉巻恵方巻(牛肉、胡瓜、卵焼き、人参、ブロッコリー
アボガド)
②サーディーンの和風恵方巻、(サーディーン、カニカマ、梅肉、大葉)
③アボガド、生ハム、卵焼き、煮椎茸
④炙りベーコン、卵焼き、サンチュレタス、
⑤凍み豆腐、牛肉、卵焼き、ねぎ、煮椎茸
⑥、ツナ、タラコ、サンチュレタス、
⑦マグロ、胡瓜、卵焼き、干ぴょう、煮椎茸
「節分」の古来からのいわれは有るのでしょうけれど、それとは別に冬の寒さをやり過ごして(今年は暖冬でしたが)健康で無事立春を迎えられることに対しての感謝の念で祝うことは悪いことではないと思います。