HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

『神明社(しんめいしゃ)』詣で

 今週の日曜日、正月5日(2020.1.5.)に初詣に行って来ました。行先は横浜市保土ヶ谷区にある「神明社」です。横浜市内に「神明社若しくは神明神社」と称するものは、神職常駐5社及び平時神職不在社合わせて36も有り、その中で保土ヶ谷の「神明社(旧伊勢神宮領榛谷御廚総鎮守)」は天禄元年 (西暦970年)創建という横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされ、献幣使参向神社となっています。その所有地は約2万m²に及び、そのうち半分は風致保安林に指定されているそうです。本宮(ほんぐう)に祀られている神様は「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」で、その他多くの神々が小さい社(やしろ)に祀られています。沢山の小さな社があるので、本当に日本は「八百万(やおよろず)の神」の国、多神教の国なのだなーとびっくりしたり、感心したり。欧州は、現在ではキリスト教の一神に支配されている国が多いですが、その昔は、多神教の国が結構多かったですね。ギリシャ然り、イタリア然り、エジプト然り、イングランド然り。日本は何故キリスト教に支配されなかったのでしょうか?様々な要因が有るのでしょうけれど。
 着いたのは昼時でしたが参道は多くの参拝者が列をなし、本殿の直前には藁で組み上げられた大きな輪が参道に建てられていて、輪をくぐると無病息災が叶うとのことでした。

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 本殿を拝んだ後は全部の神をお参りすることは出来ないので、「豊受の神」と「荒神様」2社のみ拝んでお札3種類を受けて来ました。

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 私の乏しい知識によると、天照大神はこの世を暗闇から救った太陽の如き中心となる神様、豊受の神は豊かな食事を授ける神様、荒神様は所謂釜戸の火の守護神だったと思いますが?詳細は分かりません。

 お神酒を受けた後、「神楽殿」を見ると何やら剣舞の様な事をやっていました。袴の様な正装具を身に着けた二人が剣を持ち、戦うが如きゆっくりした動きを披露していました。訊くと「剣舞」ではなくて、「古武道の棒術」の型を演じているとのことでした。よく見ると、一人は木刀でなく棒を手にしていました。棒で剣に対抗する術が古くにはあったのかとこれまた感心しました。

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参拝が終わった後、近くの食堂で、質素な食事をとって帰路につきました。

<昼食>牛蒡中心のかき揚げ、生姜と胡麻の汁、鳥めし

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(尚、引いたお御籤は「吉」でしたよ。)

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