HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

『メリークリスマス!1億総中流時代は過去のもの?』

    今日はクリスマスイヴ。キリスト教徒でない(私も含めて)日本人でもイヴを祝うというか、いつもと違う日と認識し始めたのはいつ頃のことでしょう?幼少の頃は、正月、恵比寿講、節分、春彼岸、子供の日、七夕、お盆、秋祭り、大晦日、その他誕生日には毎年お祝いし、いつもにない馳走が食卓に上がったものでしたが、いずれも日本古来の行事ですね。あれはいつ頃だったか、12月に母がチキンを買ってきて‘クリスマスだから’と言ったのを聴いた記憶があります。小学生頃だったかな?何となくサンタさんとかキリストとか断片的な知識をつなげて、納得していた様な気がします。最近は、ハロウィンデイ、ヴァレンタインデイ、ホワイトデイ、などなど西洋の祝い事がますます増える傾向にあります。おそらくは商業主義のプロパガンダに乗せられている面はあるのでしょう。でもお祝いし楽しい日が過ごせるのであれば何にせよ、それに越したことはありません、それが出来るうちは。難しい困難の日になれば、出来る範囲のことをやればいいのです。いややらなくてもいい。いくらでも祝う方法はあると思う?
 拙宅では、うちの上さんが‘今年は手作り料理で’と意気込んでいたものが直前に風邪をひいてしまって、結局手造りケーキが精一杯、あとは既製品の料理を並べることとなりました。

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うちのクリスマスらしい飾りはポインセチアの花くらい。

この時期、街を歩くと結構様々な色彩のランプに飾られた電飾が多く見られますね。駅前が多い。先日コンサートに行ったみなとみらいも新百合ヶ丘も、駅前広場やビルの中にも電飾ツリーや飾りが輝いています。

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 日本全体で見ると相当な消費電力量でしょうね。わたしの住む街にも、自宅前を電飾で飾るお宅が最近では少なくなりましたが、まだ結構あります。(おそらく子供が大きくなると止めてしまい、小さいお子さんがまだおられる家が残っているのでしょう)中には20年間も毎年、大々的にお金をかけて電飾飾りを続けておられるオタクがあります。写真ではうまく撮れませんでしたが、このお宅は近所でもかなり有名で、業者に依頼し、庭一杯にツリーやらサンタさんやらトナカイやら小動物やらランプで表現し、トナカイなど体を揺すって動く仕掛け、今年はフルートを吹く少女とバイオリンを弾く子をランプで表現していました。過去には人工雪を降らせた年もあったとか。電気代だけでも一月30万円もアップするとのことですよ。

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この時期になると見物人が増えて近所から苦情も出る程とのこと。十年前だったか見に行ったらご主人が庭にいたので、「すごいですね」と声を掛けました。そしたら「やり過ぎというか、何と言うか・・・・・」と笑顔で口を濁していました。ご本人も自覚はしている様です。(一説によるとお医者さんだそうです)20年も経っているので、お子さんもかなり大きくなっている筈で、結局そのご主人の趣味なのかも知れませんね。それにしても今の日本、貧富の差が結構開いているという新聞の論調が有りましたが、ホントにそうかもしれません。家なんぞ、せいぜい少し美味しいものを少々飲食する位しかやれませんが、一方では電飾に恐らく何百万もかける家があるとは。「一億総中流時代」は既に過去のものなのでしょうか?