HUKKATS hyoro Roc

綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

『大学オーケストラⅡ』…オーケストラ・フェスティバル

 大学のオーケストラの演奏を聴いてみようと思い立ったのは、最近の事です(2019.11.29.記事『大学オーケストラ』参照)。しかし定期公演が既に終了した大学やチケットが完売したところが多くて、12月下旬の一、二の大学オケまでおあずけかなと思っていたのですが、11月30日(土)に、ダメもとで「オーケストラ・フェスティバル」のチケット売り場(東京芸術劇場)に電話したら、当日券が演奏1時間前から売り出されるとのことでした。遠く在住の横浜から池袋まで行って、当日券が取れない場合も想定されるので、どうしようかなと思ったのですが、天気も良い日で、街歩きも悪くはないなと思って出かけたのでした。現地に着いたら、既にかなりの行列(50人以上いたかな?)が当日券売り場に出来ており、これはやはり無理だと思ったのですが、幸い何とかチケットにありつくことが出来たのでした。
 プログラムよるとこの日は、①昭和音大、②東邦音大、③桐朋音大の3大学オーケストラが演奏し、翌日はまた別チケットで、ミューザ川崎で異なる音大オーケストラが演奏する様です(12月1日にまた当日券があるかどうか、ミューザに電話しなくちゃ)。各大学とも、一流というか有名というか良く知られた名前の指揮者を擁しており、①は渡邊一正、②は現田茂夫、③が小高忠明、各指揮者です。
 曲目は、①ムソルグスキー作曲『展覧会の絵』②リムスキー=コルサコフ作曲『シエラザード』③エルガー作曲『エニグマ変奏曲作品16』他1曲。
 聴いた感想は、総じて思っていた以上にオケの水準が高く、時にはこんなに演奏が出来るのかと感心することもたびたびあり、大学オケに対する認識を改めました。
 演奏会に行くと音だけでなく、見る楽しみがありますね。次々とオケの演奏パートが変わり、また指揮者との掛け合い、全体の流れ、兎に角見ていて楽しい。今回はティンパニーがカッコ良く見えた!女性奏者の大学が多かったのですが、腕まくりした様な手でばちを握り、手を伸ばしてオケ全体に合わせてドンドンドンと叩く小気味よさ、若し自分が若かったら、ゼロから習ってやってみたくなる衝動に駆られる程でした。それからムソグルスキーやリムスキー=コルサコフ、エルガーといったベートーベン等の古典派程演奏機会が多くはない作曲家の曲の良さも、改めて分かる良い機会でした。

 尚、プログラム冊子が非常に分かり難い構成でした。特に歓迎ファンファーレと演奏大学の演奏曲目の構成、ファンファーレ作曲者とファンファーレ演奏者との構成等何回も読み比べてやっと関係が繋がり理解出来た程でした(これは私の理解力不足のセイかな?)。