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綺麗好き、食べること好き、映画好き、音楽好き、小さい生き物好き、街散策好き、買い物好き、スポーツテレビ観戦好き、女房好き、な(嫌いなものは多すぎて書けない)自分では若いと思いこんでいる(偏屈と言われる)おっさんの気ままなつぶやき

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『ノアンの名曲たち・ショパン』

ジョルジュサンドの「ノアンの館」 フランスには「ノアン」という地名が沢山あります。ここで言うノアンは「ノアン=ヴィック」。パリ南方約300㎞の小さな村、領主で貴族だったジョルジュ・サンドの先祖の館はサンドが育った父方の実家で、サンドがパリとの…

『第88回日本音楽コンクール受賞者発表演奏会』を聴いて

東京オペラシティコンサートホールで2月26日(水)18:30~開催されたこの音楽会は、毎年恒例のもので何ヶ月も前にチケット売出しと同時に購入しておいたものです。その時はまさか今日の様な状況は、考えてもみませんでした。そうしたチケットは今、数十枚持…

『吉田秀和全集第7巻』散読

枕もとの書棚のあちこちに、積読本が何冊も横積みにしていて、中にはいつ読んだかはっきりしない埃をかぶった本も見かけます。『吉田秀和全集第7巻』もそのうちの一つ。全集全巻は持っていないのですが(凄いことに全24巻も書いているのですよ。一冊、一冊が…

アカデミー賞映画『スキャンダル』鑑賞

映画館はコロナが大丈夫かどうか?非常に不安な気持ちもあり、家人にも止められたのですが、ウィルスを貰らう確率を出来るだけ下げる工夫をして、OKを取って行ってきました。マスク・手洗い・うがいは勿論ですが、加えてアルコール(消毒液)侵潤シートを持…

『初春散策』

昨日(2020.2/23日曜)は令和天皇の誕生日で祝日でした。一昨日の春一番が雲を飛ばしたか、朝から良い天気で春の気配が一層感じられます。バカ陽気に誘われて散策しました。ばい菌の無さそうな所を選んで。垂れ梅(或いは垂れ桜)も咲いています。 ソメイヨ…

『ムター演奏会室内楽の夕べ@サントリーホール(2/22)』

昨日は随分風邪が強いなと思っていたらやはり「春一番」が吹いたのですね。花屋さんの店頭も春一色です。 昨日は家人に引き留められたのですが、何んとか説得してサントリーホールに行って来ました。ムターさんの演奏会です。 ■出演ヴァイオリン(Vn):アンネ…

『歌があるから強くなれた、Nコン合唱にかけた青春』BS1スペシャルテレビ放送鑑賞

Nコンとは、NHK全国学校音楽コンクールのことです。全日本合唱連盟・朝日新聞社主催の「全日本合唱コンクール」と双璧をなす、我が国の代表的な合唱の祭典です。違いは、前者が、小学校の部、中学校の部、高等学校の部と学校に限るのに対して、後者は、小学…

バスケ『FIBAアジアカップ予選出場日本代表』スタート

来年ベイルート(レバノン)で開催されるバスケットボールのアジア最大のイベント、FIBAアジアカップ。その大会に出場できるのは16チームです。そのための予選が、2020年2月からアジア各国で行われます。予選が行われるのは今回が初めてです。 FIBAアジアカ…

『今後の音楽会の行方』

今日から、5月の連休中に開催される「La Folle Journée」祭りのチケット販売が始まりました。5/2 5/3 5/4 及び5/1の前夜祭のタイムテーブルから、チケット購入のWEB手続きが出来るようになっています。興味のある幾つかの公演を聴こうと思って手続きしたので…

『ポゴレリッチ、ピアノリサイタル』鑑賞(続き)

演奏曲目は①バッハ作曲『イギリス組曲第3番BWV808』②ベートーベン作曲『ピアノソナタ第11番Op.22』20分の休憩を挟んで、③ショパン作曲『舟歌Op.60』④ショパン作曲『前奏曲嬰ハ短調Op.45』⑤ラヴェル作曲『夜のガスパール』でした。 先ず①を聴いて感じたことは…

『ポゴレリッチ、ピアノリサイタル』鑑賞

来日中のイーヴォ・ポゴレリッチ(以下Pogoと略記)が、2月16日、日曜日、サントリーホールでリサイタルを開きました。 既に2月13日、同ホールで、シューマンのコンチェルトを弾いており、そちらは聴けなかったというか聴かなかったのですが、其れには、理由…

『久しぶりの音楽会』

人が多く集まるコンサートホールは、暫く避けていたのですが、以前に購入しておいたチケットがかなりあるので、その第一陣として、昨日土曜日オーケストラ演奏を聴いてきました(2020.2.15.13:00~@県立音楽会堂、紅葉坂)。 折しも報道によれば、コロナウィ…

塩野七生著『コンスタンティノープルの陥落』散読(続き2)

Ⅲ.攻防戦 戦力では、明らかに劣勢であるConstan側はトルコ海軍の金角湾への侵入を防ぐべく、狭い湾の入り口の水面下に、いかだにぶら下げた頑丈な金属の鎖を対岸から対岸へと敷設し湾口を封鎖したのです。敷設は、ヴェネツィアの提督の提案でなされたのです…

4Kデジタル・リマスター版映画『去年マリエンバートで』鑑賞

所謂フランスのヌベルバーグ映画の旗手の一人、アラン・レネ監督が1961年に制作した映画で、同年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞した作品です。 若い頃友人の誘いで、この映画を見に行ったことがあるのですが、何がなんだかさっぱり分からない、不思議…

塩野七生著『コンスタンティノープルの陥落』散読(続き)

Ⅱ.攻防戦前夜 昨日、オペラ歌手のミレルラ・フレーニさんが亡くなったというニュースが入って来ました。84歳だったそうです。改ためてお悔やみ申し上げます。フレーニさんを最後に聴いたのは2000年になる少し以前だったと思います。来日コンサートでした。最…

オスカー受賞映画『パラサイト半地下の家族』鑑賞

韓国映画です。日本でも韓流(ハンリュウ)テレビドラマは盛んに放送されており、歴史物は結構見たことがあるのですが、映画館に行って見ることはほとんどありませんでした。一つだけ、2010年にハ・ジウォン主演の「TSUNAMI-ツナミ」という作品を観た…

塩野七生著『コンスタンティノープルの陥落』散読

Ⅰ.著者について 以前、面白そうだったので買って途中まで読んで、そのままになってしまった本の一つです。何年も経ってしまっていました。大分記憶が薄れていたので、今回最初から読み直しました。 ご存知の様にコンスタンティノープルは現在のイスタンブー…

『アンドラーシュ・シフ』ライブ録音鑑賞

今手元に、アンドラーシュ・シフがシューマンの曲の演奏会をスイス、チュ-リッヒのTonhalleで行ったライブ録音が2枚組あります。20年ほど前の演奏ですが、昨年11月に東京文化会館での演奏を聴いた時、シフは確か67歳でしたから、50歳直前の脂ののった時期の…

バスケットボール映画『CAMPEONES』鑑賞

邦題が「誰もが愛しいチャンピオン」という2018年のスペイン映画を観てきました。バスケットボール試合のミニパラリンピック版ともいえる、当時スペイン国内では大人気の映画で、アカデミー賞にもノミネートされた作品です(アカデミー賞外国語映画賞受賞)…

『小さな巨人との戦闘』

コロナウィルスという小さな巨人が日本を徘徊しています。じわじわと感染が拡大しており、ある段階に来ると爆発的に暴れまわる所謂パンデミックの状態になるのが怖い、まだそうはなっていないとWHOは言っていますけれど。今回の巨人は死亡率よりも感染力…

『音と言葉(フルトベングラー著、芳賀檀訳)』散読

枕元の小箱に積読の本が雑に積んであります。読み掛けの本もあれば手の付けていない本もある。『音と言葉(フルトベングラー著、芳賀檀訳)新潮文庫』は読み掛けの本で、厚くない本なので今夜(2020.2.5.水)から就眠前に布団の中で、少しずつ読み足そうと思…

『鎌倉芸術館ゾリステン』演奏会

今週の日曜日、「鎌倉芸術館ゾリステン」という演奏家グループの室内楽演奏を聴いて来ました。鎌倉に演奏会館があるとは人伝手に聴いておりましたが、行った時もなくその名前が「鎌倉芸術館」ということは今回初めて知りました。 鎌倉芸術館外観 エントラン…

『節分・恵方巻』

今日2月3日(月)は節分、豆巻きの日です。昔は畳の家が多かったせいか、丸い大豆をほうろくで煎った自家焙煎豆を大声で巻いたものでした。でも昨今の住宅事情(特に大都市)では、余り大きな声も立てられず、うちではここ数年豆巻きの豆は殻付き南京豆を使…

『巨人』との闘い

また新たなウィルスが猛威を振るい始めましたね。今回の原産国中国の新型コロナウィルスは、野生動物起源の病原菌の様です。 古来人間は、外敵から身を守り或いは戦い、地上での覇権を握りました。2億年も前の恐竜全盛時代には、人類の祖先は猿にも進化して…

『大学オーケストラⅥ』

昨年11月から思い立ったように、大学のオーケストラを聴きに行くようになったのは、将来プロのオーケストラに入るかも知れない若い人達のオケの演奏の様子を見ておかないことには、プロオーケストラを云々出来ないのではなかろうかと考えたからでした。 これ…